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2011年7月 4日 (月)

落語につぶやき 101~ぼんぼん唄

昨日の黒門亭で…駿菊さんで聞いてきた「ぼんぼん唄」。
落語事典で予習して行ったのだが、あらすじを頭に入れる程度で
やはり噺を実際に聞くといろいろなことが分かってくる。
五代目古今亭志ん生が演じたという記録が残っており、
録音を残していると駿菊さんもがおっしゃっていたけれど
ネットで調べてみたら…なんとその録音を発見!
早速に聞いてみて、昨日の復習である。
子供たちが歌う「ぼんぼん唄」の歌詞だけど
ぼん、ぼん、盆の16日。
江戸一番の踊りは八丁堀。
「踊りは○○○」で自分の住んでいるところの町名をいうのである。
ところがおひろは「相生町」といいだして、
本当の親は本所相生町にいることが判明。
そこで源兵衛さんは、相生町に親を探しに行くのだけど
ここで志ん生さんの録音、床屋に様子を聞きに入るのだが、
将棋の話ですっかり脱線してしまって、ちょっと…なぜ?という。
駿菊さんも志ん生師匠の録音は後半よくわかんない…って
そういうことだったのか。人情噺が人情噺でなくなってしまう。
まあ…将棋に夢中になっているおじさんが教えてくれるという
そういう情景を表しているのだけど、でもこれは本題から外れる。
おかみさん(おみつ)がおひろをおんぶして乗り込んでくるのだが、
この場面は志ん生さんの録音にはないので
ということは、ここが駿菊さんのオリジナルだったわけだ。
おひろが「ぼんぼん唄」の替え歌で育ててくれた恩を述べる
ここも駿菊さんの演出であり、なるほど!という。
志ん生さんの録音は、ちょっと茶化して、楽しくしている印象であり、
それに対して、駿菊さんの高座はまさに重厚な人情噺で
親子の情で涙を誘う…ひたすら感動的だったのだけど
人情噺なので…そちらの方がいいなあ…という
昨日の「ぼんぼん唄」は本当に素晴らしくて、記憶に残った。

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