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2011年8月27日 (土)

ワレリー・ゲルギエフ 1

ゲルギエフの少し前の録音を聞いてみたくなり、
1993年1月に収録されたラフマニノフの交響曲第2番。
現在のマリインスキー劇場管弦楽団だが、
当時はキーロフ管弦楽団で親しまれていたのであり、
早いもので20年近くも昔の演奏ということになるが、
ゲルギエフも今のようなスーパースターではなく、
というよりもそれほど知られていなかったのではないか…
私がゲルギエフのファンになったのももっと後のこと。
でもその前から来日はしていたので知ってはいた。
やはり思った以上に繊細な音色を聞かせていて、
音楽を丁寧に扱い、粗さはなく、スッキリとした仕上がりである。
ゲルギエフの表現は、今日のような強烈な説得力はないものの
非常にしなやかな動きを見せ、ある程度の客観性、
淡々と音楽を運ぶ冷静な姿…目に浮かぶようである。
録音は素晴らしいが、それほど立体的には感じられない…
というのは演奏の方向性であり、細部にまで抑制がきいている。

CDR688

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