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2011年8月 8日 (月)

柳家小ゑん「新竹取物語」

昨日の圓朝まつりで買ってきたCDを聞いている。
小ゑん師匠の「新竹取物語」と「下町せんべい」。
まだ出たばかりの「柳家小ゑん千一夜」Vol.3。
「新竹取物語」は2008年11月15日の黒門亭。
「下町せんべい」は2010年8月15日にプーク人形劇場。
「新竹取物語」では、マー坊とシゲル君が登場して、
「卒業写真」を思い出す。懐かしい感じのする噺。
昭和40年代の風景だろうか?竹を求めて…という
田舎の学校の空気が心地よく…噺の中に色彩を感じる。
やっぱり小ゑん師匠の描写が緻密だからか?
それもあるけど、いつの間にか情景に引き込まれて、
天文同好会の5人目で参加している気分になるのである。
オチに関しては、なるほど!という…新作なので書かないけど。
オタクのシゲル君もいるし、爆笑の場面はたくさんあるけれど、
聞いているとその味わいにいいなあ…という、素晴らしい。
「下町せんべい」は1977年の菊地1040という方の作だそうで
圓丈師匠も手を加えて「実験落語」で演じたそうな
そして今回のは、小ゑん師匠も手を加えて、というのは
現在の感覚に仕上がっているということか?
当時の寄席の客は、噺について行けなかったそうだけど、
いま聞くとすごく自然で…これが無理な人はいない。
下町オタクが憧れの浅草田原町で妄想がどんどん膨らんでいく。
とはいっても…同じような想いで東京を歩いていることってあるので
今回ばかりは、この下町愛好家の気持ちはわかるな!という。
後半は夏ならではの風情で…詳しくは書かないのでぜひ聞いてください…
そして「新竹取物語」は秋の噺ということだし、季節の先取りで!
今日も蒸し暑いたいへんな一日だったけど、今の時期にぴったり。

CDはヴェンタインレコードで購入できます。
http://www.netlaputa.ne.jp/~ventain/KOEN/index.html

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