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2011年9月 1日 (木)

落語につぶやき 124~割下水

落語に出てくる地名で「割下水」というのがあるが、
昨日も聞いた圓朝作の「怪談阿三の森」でも
「本所の割下水の阿部様」…ということで
新十郎の阿部家が割下水にあったのだ。
「割下水」とは何?で…「落語地誌」で調べてみると
万治二年(1659)に低湿地の本所にて開削された
排水路のことだそうである。道路の真ん中を
掘り割って作られた下水路のことであり、
本所御蔵の端から東へ横川までを「南割下水」、
源光寺の南から東へ横川までが「北割下水」である。
現在の地名で考えると「本所御蔵」とは、
国技館、江戸東京博物館の周辺らしく、
そこから東へ延びていたのが「南割下水」。
そして源光寺は墨田区本所二丁目にあり、
その周辺から東に横川までが「北割下水」。
一般に「割下水」というと「南割下水」近辺の俗称だそうで
昭和の初期まで通用していたとのこと。
いまの北斎通りで南割下水と春日通りの北割下水だが、
大正12年(1933)に埋め立てられ、下水道になったそうである。

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