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2011年9月11日 (日)

ネルソン・フレイレ

ネルソン・フレイレの新しい録音でリストの作品を聞いている。
2つの演奏会用練習曲より第1番「森のささやき」、
ペトラルカのソネット第104番(巡礼の年第2年「イタリア」より)、
忘れられたワルツ第1番、バラード第2番、
ワレンシュタット湖畔で(巡礼の年第1年「スイス」より)、
ハンガリー狂詩曲第3番、6つのコンソレーション、
超絶技巧練習曲「夕べの調べ」という選曲である。
2011年1月26-31日にハンブルクのフリードリヒ・エーベルト・ハレで収録。
ネルソン・フレイレのリストのピアノ協奏曲のCDは持っていたのだが、
DECCAに移籍して、最初の頃にショパン、シューマンと来たので
その演奏を聞いて、ぜひリストを録音してほしいと願っていたのだけど
今年がリスト生誕200年ということもあって、ついに実現したのである。
リストならではの超絶技巧による華麗な作品が並んでおり、
高度なテクニックを駆使して、正確な音を響かせる演奏も多々あるが、
ネルソン・フレイレはそういったメカニックな部分はとっくに超越しているのであり、
もっと動きがあって、変化に富み、絶妙な揺らぎが光の陰影を生み出すという…
何とも味わいのある…魅力たっぷりの演奏である。今回も感動的だ。
こんなにもたくさんの色を使い分けて…本当に独特な仕上がりであり、
ネルソン・フレイレという人は、決して代わりのいない大切な存在である。

DECCA 478 2728

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