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2011年9月 6日 (火)

ネルソン・フレイレ

今日はネルソン・フレイレのドビュッシーを聞いている。
前奏曲集第1巻、スケッチ帳より、子供の領分、月の光という選曲で
2008年6月11-15日にハンブルクのフリードリヒ・エーベルト・ハレで収録。
前奏曲集第1巻は大好きなのだけど、ミケランジェリとポリーニという
究極の演奏がすでに揃っていて、それ以上はありえないという
私の中でそうした認識が出来上ってしまっているのだが、
このネルソン・フレイレの演奏がまた何とも魅力的ですっかり虜である。
ネルソン・フレイレはどういうわけだかわからないけれど、とにかく好きだ。
ミケランジェリとポリーニがかなりデジタル的な方向性を示しているのに対して
フレイレは実に柔らかい音色を引き出して、ほどよい色彩感も素晴らしいし、
音楽の輪郭をあえて際立たせない…そこがまたこれぞ印象派の表現なのである。
表題のイメージをどう扱うか…というのがあるが、絵画的に偏りすぎることもなく
しかしそれぞれの曲の個性を表情豊かに描き出して、もう楽しくて仕方がない。
子供の領分もいきいきと運動性に富む…かわいらしい仕上がりだし、
アンコールともいうべきか…「月の光」の美しさに引き込まれた。

DECCA 478 1111

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