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2011年11月 8日 (火)

柳家小満ん 「今戸の狐」

2009年の柳家小満んの会の録音で
今日は11月13日のお江戸日本橋亭での三席。
演目は「市助酒」「成田の間男」「今戸の狐」である。
2009年の録音もこれで最後となった。
それが素晴らしい三席なのである。
噺は知っているのだけど、普段あまり聞いていないので、
新鮮な印象も魅力だし、少々マニアックなところがたまらない。
「市助酒」は何年か前に実演でも聞いたことあるのだけど、
すっかり忘れてしまっていたので、こんなに面白かったのだ。
町内の番太郎で市助が酔っ払って、酒の情景が見物だけど、
もうひとつ…江戸のお店の様子、主人と番頭のやり取りが味わいだ。
続いて「成田の間男」で…この噺は「つづらの間男」とも呼ばれるが、
「間男」とはつまり浮気のこと、何とおかみさんが浮気しているという…
しかしそこには深い事情があって…というところに引き込まれる。
芝居の一幕のような…緊迫感ある展開に感動する。
そして仲入り後は「今戸の狐」。この噺もよく知っているのだけど、
こんなに夢中になってしまうとは…面白い。実にいい。
江戸の頃、一時期たいへん流行ったという「狐ちょぼ」という博打、
前座さんが寄席で稼いだ小遣い銭を夜中に数えている…
良助の住まいのお向かいでおかみさんがコツの妻(サイ)だという…
その辺が丁寧に語られているので、理解が深いと
噺の中で…誤解が誤解を呼んでいく展開が生きてくるという。

CDは下記のサイトから購入できます。
みなさんもぜひお聞きになってください。
http://www.comann.info/

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