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2011年12月12日 (月)

落語につぶやき 141~陳宝軒

落語協会のインターネット落語会で
アーカイブスの中に林家きく麿さんの「陳宝軒」があって、
2010年の真打昇進のときの池袋演芸場での高座だが、
マクラを聞いていると10月25日の映像のようで…
これが面白い。とにかく面白い。最高だ。大好きで…
「陳宝軒」という噺は、つまり九州弁の「金明竹」である。
古典落語で通常の「金明竹」は上方弁だが、
有名なのは圓丈師匠の名古屋弁「金明竹」だったり、
小袁治師匠の山形弁の「金明竹」もあったり、
いろいろな噺家が他にも各地方の「金明竹」というのを
演じているけれど、きく麿さんは北九州の出身で
それにちなんで九州各県の名産品が並んでいる。
噺の構成は忠実に「金明竹」のストーリー展開だが、
中身は完全にきく麿さんによる新作で…そこが魅力。
九州弁の高速の言立てで聞かせる噺だけど、
聞き違えて勝手に作り出すとんでもない物語というのも
きちんとできていて、これは傑作だ。本当に面白い。

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