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2011年12月13日 (火)

ウラディーミル・アシュケナージ 5

アシュケナージ指揮クリーブランド管弦楽団による
ラヴェルのスペイン狂詩曲、マ・メール・ロワ、
優雅にして感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス
1990年3月にマソニック・オーディトリアムで収録。
アシュケナージはピアニストとしても指揮者としても
大好きな存在で、選曲の魅力もあって、
このCDは当時、発売してすぐに買ったのだが、
正直なところあまり面白いと思えなかったことがあり、
久しぶりにいま聞いてみると…決して悪いことはないけれど、
アシュケナージのピアニスト的方向性が顕著なのであって、
音をとにかく丁寧に響かせて、細部を精密に扱い、
隅々にまで緻密な客観性というのが行き届いているので
聞いているこちらに興奮が存在しないということがいえるのだ。
クリーブランド管弦楽団も独特の名人芸的演奏で
シャープな感覚が冴えわたり、爽やかな印象は特徴でもあって、
ラヴェルの音楽の洒落た味わいとは、ちょっと別世界。
でも録音が優秀で、ディテールが非常に明瞭に描かれており、
これはこれで注目すべき点は大いにあって、
その辺を受け止めると…今ならば面白いといえそうだ。

DECCA 430 413-2

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