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2011年12月 6日 (火)

ダニエル・バレンボイム

バレンボイムの最新盤でリストのピアノ協奏曲。
ピエール・ブーレーズ指揮シュターツカペレ・ベルリン。
2011年6月にエッセン・フィルハーモニーでライブ収録。
ルール・ピアノ・フェスティバル2011での演奏である。
これは面白い。恐ろしく雄大な演奏だ。
特に第2番では、リストの怪奇趣味が爆発して、
ここまで音楽に深く踏み込んでいることも珍しい。
バレンボイムの音は非常に美しくて、じっくり歌いこんで、
それゆえにその対称にあるグロテスクな要素が際立って、
表現の幅はかつて聞いたことのない広がりを見せている。
とにかく出会ったことのないユニークさであり、
バレンボイムの個性が存分に発揮されている。
あのブーレーズの存在をすっかり忘れさせて…
何という大きさであろう。ここまでとは思わなかった。
2曲のピアノ協奏曲で圧倒されてしまうのだが、
アンコールがまた感動的だ。奇跡の美しさである。
コンソレーション第3番と忘れられたワルツ第1番。
ホロヴィッツ以来の衝撃というか…至極の逸品である。

DG 00289 477 9521

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