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2012年1月17日 (火)

スティーヴン・コヴァセヴィチ 1

1970年から1971年のコヴァセヴィチを聞いている。
シューマンのピアノ協奏曲が1970年9月20,21日、
グリーグのピアノ協奏曲が1971年1月20,21日の収録。
サー・コリン・デイヴィス指揮BBC交響楽団と共演。
広く知られる名盤といっていいと思うのだが、
それにしても素晴らしく…深い感動で満たされる。
非常に繊細な音色から迫力の響きまで表現は幅広く、
特に弱音の扱いが印象的で…この美しさは虜になる。
ピアノが出るところと一方の抑制するところを実に心得ていて、
その分だけオーケストラの豊かな表情が際立ち、
こんなに歌心に満ちていたのかと…今さらながら
発見する喜びも…その辺はコリン・デイヴィスの存在である。
ピアノとオーケストラの掛け合いでその一体感…
音楽のあらゆる要素がひとつに融合していくところ、
こういう演奏こそが音楽の真価を伝えていると…
数ある名演の中でも最上級であると私は思う。

CDR719

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