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2012年1月22日 (日)

ウラディーミル・アシュケナージ 6

アシュケナージ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団で
ベルクの歌曲と管弦楽曲の作品集を聞いている。
7つの初期の歌曲(1992.2)
弦楽合奏のための抒情組曲からの三楽章(1991.11)
アルテンベルク歌曲集 作品4(1992.2)
3つの管弦楽曲 作品6(1990.5)
歌曲でのソプラノはブリギッテ・バレイズ。
1993年に発売されたディスクだが、一枚のすべてが
ベルクの作品ばかりというCDを買うのは当時はじめてで
マーラーやブルックナーをひたすら聞いて、
しだいに関心が新ウィーン楽派に及んだ時期であり、
ベルクをたっぷり聞けると飛びついた演奏であった。
買ってきた頃に繰り返し聞いたのだが、今日は久しぶり。
アシュケナージの音作りはかなりマーラー寄りというか
ワーグナー風の演奏といえるだろう。親しみやすい。
だとすると膨張傾向の響きという印象を与えるかもしれないけれど
それほどでもなく、細部にまで緻密に音を扱っているので
そういうところがアシュケナージらしい…というか
ピアニスト出身の指揮者ならではの仕上がりである。
でも現在の私の耳からすると…少々ロマンティックなベルクで
ブーレーズのように…もっと前衛傾向であっても大丈夫だ。
今日のアシュケナージだったら…さらに整理された音楽で
響きもすっきりと透明感のある音色を聞かせると思う。

DECCA 436 567-2

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アシュケナージの指揮は旧盤より一層語り口がうまくなって歌も迫力も申し分なし。 [続きを読む]

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