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2012年1月24日 (火)

クラウディオ・アラウ 8

クラウディオ・アラウによるベートーヴェンで
昨日に続いて…1964年4月に収録された
ピアノ・ソナタの第3番と第4番を聞いている。
素晴らしい演奏だ。深みのある響き。重厚な音楽。
これほど味わいに満ちたベートーヴェンが他にあろうか。
と書きつつ…思い出したのだが、アラウと同じ世代で
ちょうど同時期にベートーヴェンのソナタ全集を
録音していたウィルヘルム・ケンプもいた。
そしてルドルフ・ゼルキンというふうに…
この時代のピアニストって、独特の色合いがあると。
アラウのここでの演奏は本当に魅力的だ。
人懐こいというか…聞いていて思わず近寄りたくなる存在。
今日のような…スピード感や切れ味で勢いを表すのではなく…
骨太な音色と表情豊かな表現が迫力を生み出して、
時代的には古い感覚はあるものの…その感動は色褪せない。
アラウはこの1964年には、アムステルダム・コンセルトヘボウで
ピアノ協奏曲も録音しているので、そちらも聞きたいと思う。

CDR721

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