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2012年1月20日 (金)

柳家小満ん 「百川」

2011年7月の柳家小満んの会の録音で
今日は7月13日のお江戸日本橋亭での三席。
演目は「たらちね」「稲荷堀」「百川」である。
この会は…「たらちね」は別にしても
「稲荷堀」と「百川」という日本橋にまつわる二席…
特に「百川」の舞台で料亭百川楼は、
会場のお江戸日本橋亭のすぐ近くである。
その前にまずは「たらちね」だが、マクラでも語られる…
前座時代に演じていた「たらちね」で…それ以来なそうな。
こういう前座噺を小満ん師匠で聞けるというのも味わい。
いまも前座さんで…この噺はしょっちゅう聞いているが、
ディテールのことになるけれど、小満ん流という
細やかな演出も多々あって、新鮮だし、魅力的だ。
そして「稲荷堀(とうかんぼり)」で…この噺は
もちろん「お富与三郎」における一場面である。
というところでふと気付いたが、お富と与三郎の
切っても切れない「縁」ということで…ここで
「たらちね」とつながっているわけだ。そういうこと!
「発端」から「木更津」、「源冶店」もあらすじで語られ…
日本橋小網町の稲荷堀で富八坊主を殺害する与三郎…
ここが「稲荷堀」の場面であり、そしていつものサゲだけど
富八坊主の懐から取り上げた小粒で三両の金を
舟の中に隠れていた蝙蝠安がさらに横取りする。
今回の小満ん師匠の「木更津」の場に関する説明で
はじめて気付いたのだが、頬に蝙蝠の刺青のある男で
その蝙蝠を彫り込んだのは、木更津の赤間源左衛門だという。
そういうことだったのだ。何度も聞いているのに今さら気付くという…
そして仲入り後の「百川」だ。大すきな噺。面白い。
小満ん師匠の「うっひ!」が聞けるなんて…
百兵衛さんの権助キャラ…こういう田舎弁だけど、
小満ん師匠の田舎者って、毎回魅力的で…ここでも絶品だ。
「百川」は5月の小満んの会(横浜)でネタが出ているので楽しみである。

CDは下記のサイトから購入できます。
みなさんもぜひお聞きになってください。
http://www.comann.info/

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