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2012年2月25日 (土)

エミール・ギレリス 1

今日はエミール・ギレリスのブラームスで…
ピアノ協奏曲第1番を聞いている。これぞ名盤!
オイゲン・ヨッフム指揮ベルリンフィルと協演。
1972年6月12,13日にベルリンのイエス・キリスト教会で収録。
後半は同じくブラームスのバラード作品10だが、
こちらは1975年9月にフィンランドのトゥルクで収録。
有名な演奏だが、私がこのCDを買ったのは大学生のときで…
正直なところは、当時の私にはあまりにも渋すぎた。
ギレリスの弾くベートーヴェンのソナタは夢中で聞いていたが
ブラームスのピアノ協奏曲はというと…もっと情熱的な
ブレンデルやポリーニの演奏がお気に入りだったのである。
でもいまこうしてギレリスの演奏を聞いてみると…
その深い響きに…心の底から感動が込み上げてくる。
1970年代前半の録音の傾向もあると思うのだが、
ギレリスの音が全くモノトーンな硬質な仕上がりで
とにかくこれはもう…ひたすら渋すぎる。しかしそれが魅力である。
オイゲン・ヨッフムもベルリンフィルから壮絶な響きを引き出しており、
淡々と動きを抑制して弾き進むギレリスとは好対照に
スケール雄大なこの強靭なブラームスに…いまは夢中である。

DG 431 595-2

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ハンガリー舞曲の全曲録音の中でも、ドイツ的な重厚さを兼ね備えた名演と言えるだろう。 [続きを読む]

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