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2012年2月20日 (月)

ダニエル・バレンボイム 14

バレンボイムのピアノと指揮によるモーツァルトのピアノ協奏曲で
ニ短調K.466とハ長調K.467。ベルリンフィルとの再録音である。
K.467が1986年11月、K.466が1988年2月の収録。
久しぶりに聞き直しているが、やはりこれは名演だ。
バレンボイムの音はしっかりと響くけれど、透明ですっきりと聞かせる。
細やかな動きで音楽への深い理解と技を見せており、
やはり独奏と管弦楽とすべてを掌握しているバレンボイムは、
モーツァルトの音楽に立体的な造形と奥行を生み出している。
しかしそうした方向性ゆえに…ベルリンフィルが重厚な響きで
非常にシンフォニックな音楽を聞かせているところもあり、
少々真面目で堅いというか…表情に乏しい印象もある。
楽しさよりももっと真剣に格調の高いモーツァルトなのであり、
これはこれで素晴らしいと思うし、実際に最高峰の名演である。

TELDEC 9031-75710-2

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