相棒ten 17
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今日は1970年のラドゥ・ルプーを聞いている。
DECCAにおける録音で最初の年となるのか?
ベートーヴェンのピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
ロレンス・フォスター指揮ロンドン交響楽団と協演。
そして創作主題による32の変奏曲 ハ短調
1970年11月にロンドンのキングズウェイホールで収録。
ルプーは後にメータ指揮イスラエルフィルとも録音しているが
こちらは最初の録音で…それがまた圧倒的な素晴らしさ。
弱音が美しい輝きを放ち、繊細な表現で聞かせる…
ルプーならではの魅力も堪能できるのだが、思った以上に…
豪快に迫力で聞かせる力強いフォルテが曲の骨格を築き、
いわゆるベートーヴェンらしさにたっぷり浸れるのである。
ルプーといえば…ブラームスやシューベルトもいいけれど、
ベートーヴェンも最高だ。ピアノ・ソナタも名演がある。
CDR728
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1960年代前半のイヴァン・モラヴェッツを聞いている。
フランクの前奏曲、コラールとフーガ
1962年にニューヨークのマンハッタン・タワーズ・スタジオ
ベートーヴェンの創作主題による32の変奏曲 ハ短調
1963年にプラハのルドルフィヌム内ドヴォルザーク・ホール
ショパンのバラード(全曲)
1965年にウィーン・コンツェルトハウスのモーツァルト・ザール
50年前の若き日のモラヴェッツだが、これは感動的である。
ピアノの音色…表現上の響きのコントロールというべきか…
モラヴェッツの音は本当に美しくて、素晴らしいピアニストだ。
同時期の録音を集めたのだが、曲ごとに会場も違うし、
録音状態にかなりの違いがあって、なかなか聞き苦しいけれど
そうした表面上の問題を越えて、ここでの音楽は圧倒的魅力である。
CDR727
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小満ん師匠の「宮戸川」を(上)(下)で聞いている。
以前に落語研究会で放送された音源だ。
素晴らしい。(上)はお馴染みだけど…圧倒的!
一方の(下)はなかなか聞けない貴重な録音で
お花さんが攫われて…殺されてしまう悪夢の展開は、
鳴り物入りの芝居仕立てで…役者気分だそうである。
一周忌を済ませ、船で両国へ帰ろうとすると仇に遭遇!
この辺はまさに悲痛の極みだが、夢から覚めてよかった!
小満ん師匠の「宮戸川」や「花見小僧(おせつ徳三郎)」は
通し口演や特に(下)を演じてくれたりするけれど…最高だ!
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今日はエミール・ギレリスのブラームスで…
ピアノ協奏曲第1番を聞いている。これぞ名盤!
オイゲン・ヨッフム指揮ベルリンフィルと協演。
1972年6月12,13日にベルリンのイエス・キリスト教会で収録。
後半は同じくブラームスのバラード作品10だが、
こちらは1975年9月にフィンランドのトゥルクで収録。
有名な演奏だが、私がこのCDを買ったのは大学生のときで…
正直なところは、当時の私にはあまりにも渋すぎた。
ギレリスの弾くベートーヴェンのソナタは夢中で聞いていたが
ブラームスのピアノ協奏曲はというと…もっと情熱的な
ブレンデルやポリーニの演奏がお気に入りだったのである。
でもいまこうしてギレリスの演奏を聞いてみると…
その深い響きに…心の底から感動が込み上げてくる。
1970年代前半の録音の傾向もあると思うのだが、
ギレリスの音が全くモノトーンな硬質な仕上がりで
とにかくこれはもう…ひたすら渋すぎる。しかしそれが魅力である。
オイゲン・ヨッフムもベルリンフィルから壮絶な響きを引き出しており、
淡々と動きを抑制して弾き進むギレリスとは好対照に
スケール雄大なこの強靭なブラームスに…いまは夢中である。
DG 431 595-2
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阿久和から新橋方面に行くときによく通るので
過去にも何度か掲載していると思うのだが、
瀬谷区阿久和南1丁目の大中村不動尊である。
お不動様(不動明王)というのは炎に包まれて
いかにも恐ろしいお姿というイメージだが、
でもなんとなく…守ってくれているという
怒りの形相の向こうに優しさが見えるような…
大中村不動尊にある馬頭観世音なのだが、
道標にもなっており、「左 とつか(戸塚)至」とある。
そしてその反対側だが「右 さくを至」…さくを?
「さくを」って、どこのことか?ちょっと浮かばない。
この道は瀬谷柏尾道路で…現在では瀬谷方面につながり、
もっと先には八王子街道で「至八王子」というのもあるけれど
そのさらにさらに先で…もしかして長野県の「佐久」ということか?
「を」は「遠」の草書であるから…「遠くは佐久」という意味かも…
ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。
そして「安政六未年十一月吉辰」とある。
安政6年は1859年でもちろん江戸時代だが、
干支が「己未」で…それで「未年(ひつじ)」ということだ。
「吉辰(きっしん)」は「めでたい日」の意味で「吉日」と同じである。
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古楽器によるモーツァルトのピアノ協奏曲で
マルコム・ビルソンのフォルテピアノ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツの演奏による
変ホ長調K.482とイ長調K.488を聞いている。
1987年3月 ロンドンのセント・ジョーンズ・スミス・スクエアで収録。
何とも暖かみのある音色で…私にとっては癒しの音楽である。
客観的には非常に素朴な響きなのだが、音楽は活気にあふれ、
特に変ホ長調など、内から力が湧いてくるような…この辺は
ガーディナーの解釈の素晴らしさであり、実に感動的である。
マルコム・ビルソンのフォルテピアノが、音色を多様に弾き分けて、
豊かな表情と見事な運動性に思わず引き込まれてしまう。
管弦楽の迫力に…フォルテピアノが埋没するようなところもあるが、
モダン楽器による協奏曲のバランス意識とは全く違っている…
ここでも管弦楽の各楽器との一体感は最大の魅力なのであり、
独奏が音楽に溶け込んで、モーツァルトの真実が聞けるのである。
CDR726
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バレンボイムのピアノと指揮によるモーツァルトのピアノ協奏曲で
ニ短調K.466とハ長調K.467。ベルリンフィルとの再録音である。
K.467が1986年11月、K.466が1988年2月の収録。
久しぶりに聞き直しているが、やはりこれは名演だ。
バレンボイムの音はしっかりと響くけれど、透明ですっきりと聞かせる。
細やかな動きで音楽への深い理解と技を見せており、
やはり独奏と管弦楽とすべてを掌握しているバレンボイムは、
モーツァルトの音楽に立体的な造形と奥行を生み出している。
しかしそうした方向性ゆえに…ベルリンフィルが重厚な響きで
非常にシンフォニックな音楽を聞かせているところもあり、
少々真面目で堅いというか…表情に乏しい印象もある。
楽しさよりももっと真剣に格調の高いモーツァルトなのであり、
これはこれで素晴らしいと思うし、実際に最高峰の名演である。
TELDEC 9031-75710-2
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今日は午後から地図も持たずに散歩に出掛けて、
30分歩いた緑園都市からいずみ野線に乗ってゆめが丘へ。
ゆめが丘の駅近くにある馬頭観世音だが、
側面の「文化六己巳九月吉日」がふと気になって、
文化6年というと1809年であり、江戸時代である。
己巳はその年の干支で9月に建てられた。
私はその場所に石塔が存在することに関心があって、
石塔を建てた人々の想いがいまに受け継がれていると…
その点では、石塔自体はただの石にすぎないのだが、
それにまつわる昔の人々に思いを寄せたいと…
そこに石塔が存在する限り…昔の人々の想いも生き続ける…
そのように思っていて、しかしこの馬頭観世音の文字はくっきりと
200年以上もこの場所にこの石塔は存在し続けているかと思うと
実に感動的であった。この馬頭観世音は何度も見ているのに
今日はなぜか?ふとそういう思いに至ったのである。
まあ、実際のところは、これだけ保存状態がいいとすると
後に新しい石塔に作り直されているのかもしれない…
場所も度々、移動を繰り返してきたのかもしれないが…
お馴染みの左馬神社に来たが、鳥居の横の…
こちらは不動明王か?迎えてくださる。
左馬神社にお参り。
左馬神社の社殿奥の庚申塔。
何とも味のあるかわいらしい青面金剛である。
境川に向かって下り、少しの間、川に沿って歩く。
横浜市の地域重要文化財が保管されている美濃口家。
俳句に関する資料だそうだが…建物を遠くから見ている。
美濃口家の長屋門。何度見ても素晴らしい。
美濃口家からすぐのところにある日枝神社。
相変わらずひっそりとして…いい景色。
ここからのんびり自宅まで歩いて帰ることに。
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よく古今亭の廓噺のマクラで…「花魁」の語源について
狐狸は尾で人を騙すけれど、吉原の遊女たちは
口で騙すので…尾はいらん…尾いらんで「花魁」となった
噺家の言うことはあてにならないですよ…というのがある。
この「花魁」について、小満ん師匠の「磯の鮑」を聞くと
きちんとした説明が…花の魁で本来は梅のことだそうだが
禿(かむろ)や新造が、自分が仕える太夫のことを
「おいらんが太夫」と呼んでいたが…それがしだいに
「おいらんが…おいらんが…」というので
「花魁」と呼ばれるようになったそうである。
ちなみに「磯の鮑」という噺は、
「磯の鮑の片想い」からきた題名で
「女郎買いの師匠」こと蔵前のご隠居のところで
与太郎が吉原のしきたりについて指南してもらい
はじめて女郎買いに出掛けるが…毎度のこと
ちぐはぐなことばかりで大失敗するという
この噺はたいへんに面白い。
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局内工事が済んで…本日の午前中から
「光ネクスト ハイスピード」がスタート!
という予定であったが、どうやら早朝に完了して、
目覚めたときには、早速高速化されていたようである。
今までも十分に速かったし、実感としてはわかりにくいのだが、
印象としては、サイトにアクセスして…反応が速い!という
その辺が今のところ…気付いたところである。
電話回線の工事だが、実は今朝一番の電話が…
親戚の訃報だったという…たいへん急なことで驚きだ。
さらに忙しいことなのだが、明日は夕方に密葬でお通夜。
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2011年11月の柳家小満んの会の録音で
今日は11月21日の関内ホールでの横浜の会。
演目は「稽古屋」「心中時雨傘」「鈴振り」である。
この会も聞きに出掛けているが、三席とも最高だ!
帰りに思わず…師匠に「今年一番でした!」といったのだけど
いま録音で聞き直してみても…本当に素晴らしい。絶品だ。
歌が色取りとなる音曲噺の「稽古屋」は、何とも華やかで
粋で明るく…楽しい高座は実に魅力的で…いい噺。
そして52分に及ぶ長講一席の「心中時雨傘」はまさに感動!
慶応元年に実際にあったという心中事件に基づく人情噺。
後半は艶笑小噺三昧で…バレ噺の「鈴振り」が、
なんと一年の締めくくりという…思わず笑ってしまう展開だが、
こんなにお茶目な師匠は見たことがなくて、またそれが素敵!
とにかく圧倒的に充実した三席でこれは宝というべき記録である。
昨年の小満んの会の録音もこれで終了だ。2012年にまた期待!
CDは下記のサイトから購入できます。
みなさんもぜひお聞きになってください。
http://www.comann.info/
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2011年11月の柳家小満んの会の録音で
今日は11月13日のお江戸日本橋亭での三席。
演目は「樊噲」「意地くらべ」「芝浜異聞」である。
日曜日の会で…私も日本橋へ聞きに行ったが、
珍しい演目が並んで、こういう噺が大好きな私には、
何ともたまらない…さすがは「小満んの会」である。
「樊噲」と「意地くらべ」は中国つながりで
そして別名「支那の野ざらし」の「樊噲」と
「芝浜」の別解釈ともいうべき「芝浜異聞」は、
元の有名な噺とはまた違った味わいで素晴らしい。
魚屋の熊さんが真っ直ぐな人柄で…実に清々しい…
特に「芝浜異聞」は感動的で…こういう噺は宝である。
聞けば聞くほど深みが出てくるのであり…
この録音の存在は本当に喜びである。
CDは下記のサイトから購入できます。
みなさんもぜひお聞きになってください。
http://www.comann.info/
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先日も「夢金」について書いたばかりなのだけど
今ではすっかり聞けなくなってしまった本当のオチに関して、
小判の包みを握ると…あまりの苦しさに目が覚めて、
するとそこは船宿の二階であり…自分の金を握っていた…
それで「夢金」なのであり…実際には聞いたことがなかったのだけど
先月放送された落語研究会の志ん輔師匠のオチがそれだった!
驚いた。録画を見ていて、思わずそこだけ見直してしまった。
ちょっと感動!このオチ…憧れていたので。憧れは変だけど。
下品でバカバカしいという展開だが、これぞ落語っぽくて、味わい。
「静かにしねえかい(夢)」でカッコよく決めるのもいいけれど
こちらのくだらないオチもたまには聞かせてほしい!
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NTTの光回線だが、現在は光ネクストで
少し前から気になっていた「ハイスピード」だけど
いよいよ変更のための工事を依頼してみた。
局内工事なので、自宅の回線をいじるわけではなく、
17日金曜日の午前中からスタートの予定である。
通信速度(下り)が2倍になる?ということなのだが、
でも考えてみると…LANケーブルが対応していなかったら
ダメではないかと…かなり長く使っているので
新しいものを用意しないと効果は出ないかな…って。
「カテゴリー5」のケーブルのような気がしていたのだけど
よく見てみたら「カテゴリー6」とプリントされている!
なんだ!ケーブルはとりあえず交換の必要はなく、
それではこのまま…金曜日を楽しみに待つことにしよう!
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引地川沿いに歩いて大和市に入り、
地図にも表記されている大和市福田の
笠間稲荷神社だが、行ってみたところ
住宅と駐車場に挟まれた小さなお稲荷さんだった。
再び引地川の西側へ向かい、大和市福田にて
蓮慶寺というお寺の山門横に石塔を見つけて、
すると庚申塔であった。左は何であろうか…
蓮慶寺の横に地図にはない…山王社という神社。
夕方だし、ひっそりとしている。
引地川に沿って、しばらく北上し、
大和市福田の若宮八幡宮。
若宮八幡宮にも社殿横に石塔群。
左は猿田彦大神で庚申講に関係する石塔。
中央の三基は道祖神で右から二番目は双体道祖神。
一番右の小さな石塔は、正一位稲荷大神。
若宮八幡宮からはすぐのところにある
大和市福田の神明神社。
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相鉄いずみ野線で終点の湘南台まで行き、
引地川に沿って、長閑な風景を求めて歩きたいと思う。
湘南台駅から西に向かって歩き、柳橋で引地川を最初に渡る。
藤沢市円行にて地神塔。台座には「村行圓」とあった。
少し歩くと早速庚申塔が見つかり、
藤沢市下土棚にて庚申供養塔。
さらに見つかり、同じく下土棚にて庚申塔。
その道の反対側にも文字塔である。
この辺は、地神塔や庚申塔の石塔がたくさんある。
お地蔵様や水神宮など、他にも多数あった。
引地川を渡り、川の東側へ。白山神社を目指す。
藤沢市下土棚の白山神社である。
白山神社の境内には、石塔が多数並んでおり、
左は不明だが、右は堅牢地神塔。
左右の両側は庚申塔だが、中央は…庚申供養塔か?
「申」の文字は読めるのだが、その下は「供養」とも読めそうな…
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今日はラローチャによるグラナドスを聞いている。
前回のスペイン舞曲集に続いて今回はゴイェスカスである。
最初に演奏会用アレグロとゆっくりした舞曲。
そして全6曲からなる組曲「ゴイェスカス」と「わら人形」。
1989年12月4-6日と1990年4月11日にニューヨークで収録。
ゴイェスカスは1976年のDECCAへの録音も有名だと思うのだが、
こちらはRCAへの移籍後で…やはり超名盤といえるのだろう。
でもこの組曲「ゴイェスカス」という作品はなかなかの難題である。
各曲に表題が付けられており、物語的なイメージが豊かに広がり…
独特の雰囲気や暗い中にも濃厚な色彩を放つ…その鮮やかさは
圧倒的な存在感といえるのだが、一方で捉えどころのない難解さだ。
でも素晴らしいのである。何ともいえない聞くものを虜にする力がある。
CDR725
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今日は埼玉県美里町の叔父の家に行ってきた。
半分は仕事で…残りは遊びに行ってきたみたいな…
関越道本庄児玉インターから10分ほどのところで
6時45分に出発して、9時15分に着いたから
片道二時間半といったところか。往きは環八経由で
例によって、環八を通り抜けるのに苦労したので
どうしてもこれくらいは時間がかかってしまう。
もっと朝早く…夜明け前に出ていれば違うけど…
帰りは14時30分に出て、16時55分に戻ったので
2時間25分という行程だった。復路は道を変えてみて
鶴ヶ島から圏央道に入って、中央道の八王子経由。
ここまでは順調だったのだけど、八王子からが…
また例によって、苦労して帰ってきて、一時間半。
ちょっとした小旅行で久しぶりの遠出である。
このところ基本は歩く!移動は電車というふうに
CO2を極端に排出しない生活をしていたので、
久々の長距離ドライブで楽しい一日だった。
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水曜日の夜は「相棒ten」である。
今回は第15話「アンテナ」で…
千束署の相原刑事も二度目の登場らしいのだけど
米沢さんが主役の映画に出ているそうで
そちらは見ていない…というので今回がはじめてだ!
話はまた…見ていて、何ともつらくなるような…
ちょっとしたことで人生の歯車が狂ってしまい、
何が理由でそうなったかもわからないような…
といって、これから先の出口も見つからない…
でも相原刑事の熱血ぶりで少しよい方に向かったようで
見終わったときに救済のある展開はよかったかなと。
ちなみに落語の「火事息子」のあらすじはちょっと違っています。
ひとつ最新のニュースで神戸君がこのシリーズで卒業だそうな…
いい感じできているので残念だけど…その先にまた期待が膨らむ。
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ピエール・ブーレーズの指揮による
グスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの演奏で
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第1幕前奏曲
シェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」作品5
2003年4月22日のサントリーホールでのライブ録音。
この日、私は会場にいた。実は30歳の誕生日で…。
録音で聞いても感動的だけど、生で聞いたときのあの…
音が空気を伝わって…その振動を体で受け止める感覚、
それは何ともいえない特別な興奮そして喜びであった。
特に「トリスタンとイゾルデ」はまさに鳥肌が立つような…
ワーグナーはやはり生で聞かないと本当の響きはわからない。
ブーレーズの「トリスタンとイゾルデ」はテンポが速いが、
でも音楽の流れ…旋律が次へと受け継がれていく…
その辺が実に合理的で自然体であることに深く感動した。
「ペレアスとメリザンド」はたっぷりと長丁場な印象があるが、
ブーレーズの手にかかると非常によく整理されていて、
巨大な音響もすっきりと聞こえるし、まさに隙のない…
本当に素晴らしい名演でこの録音のCD化には感謝!
DG 00289 477 9347
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元日に行われたウィーンフィルのニューイヤーコンサート。
今年の指揮はマリス・ヤンソンス。2006年以来、二度目の登場。
毎年のことながらウィーンフィル独特のシュトラウスであり、
指揮者の存在を忘れて…とにかくその音楽が楽しいのである。
でもこのしっかりとした造形で…引き締まった響き、
シンフォニックな躍動感は、やはりヤンソンスならではだ。
私はヤンソンスが大好きなので、何ともいえない幸福感なのだけど、
選曲も魅力的だし、実にいいコンサートであった。
今年は引用のある作品が集められているようで
ラデツキー行進曲のフレーズがいきなり流れる祖国行進曲にはじまり、
「美しく青きドナウ」のメロディによるワルツ「市庁舎舞踏会でのダンス」、
ロッシーニの「ウィリアム・テル」によるシュペール・ギャロップ、
「カルメン」カドリーユというふうに…面白い曲が並んでいる。
そしてこの十年、大人気のヘルメスベルガーは「悪魔の踊り」。
私が特に気に入ったのは、北国のヨハン・シュトラウスこと
デンマークの作曲家でハンス・クリスチャン・ルンビーによる
「コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ」である。
そしてヤンソンスにちなんでだと思うが、ニューイヤー初登場の
チャイコフスキーは「眠りの森の美女」からのパノラマとワルツ。
後半は、思わずカラヤンを思い出してしまうワルツ「うわごと」、
続いてポルカ「雷鳴と電光」という流れは、もうとにかく最高だ!
臨場感ある録音も素晴らしいし、作品も変化に富んでいて、
近年でも特に夢中になったニューイヤーコンサートであった。
SONY 88697927102
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昨日の黒門亭で志ん弥師匠の「夢金」を聞いてきたが、
先月も小満ん師匠でこの噺を聞いているし、今年になって二席。
雪の中、屋根船で大川を下って深川へ…という何とも寒い噺だが、
オチに関して…欲深い船頭の熊蔵はお嬢様を見事に助け出し、
お店まで無事に送り届けて、お礼(御祝い)にもらった二百両。
五十両の包みが四つで「ありがてえ、二百両!」と大声を上げると
下から船宿の親父が「静かにしねえかい!」って…夢だった…
というオチだが、昨日もこれだし、今では大体これかなと思うけど
「夢金」の本当のオチは別なのである。実際には聞いたことないが、
小判の包みをしっかり握ると…あまりの痛さに目が覚めて、
自分の股座で金球を握っていたから「夢金」なのである。
これは本当の話で、オチが下品で締らないということからか…
冒頭の「静かにしねえかい!」とオチがつながる…すべては夢物語という。
落語辞典をみると…サゲをきれいにしたのは、三代目金馬師匠とある。
本来の下品なオチで一度聞いてみたいと思っているのだが、無理かな?
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今日は志ん弥師匠の「夢金」をお目当てに黒門亭へ。
第2部は白鳥さんがトリで「ニュー宿屋の仇討」がネタ出しで
もちろん古典の改作だけど…「宿屋の仇討」は大好きな噺なので
一体どうなることやら…楽しみにしていたのだが、私の場合、
新作はどういう展開になっても大体喜んで聞いているのである。
古典落語を古典として演じていて、しかしいろいろ設定を変えて、
思いつきでいじくりまわしている方が、私はどうも抵抗を感じる。
しかしながらそちらの方が受けているのであり…すると
流行に逆らっているようで…まあ自分の価値観をしっかりもって、
聞きたいものを聞けばよいか…好みは人それぞれだから。
それにしても渋いところが好き。結果を先に書いてしまうけど
新作と新作に挟まれた駒三師匠「親子酒」の素晴らしかったこと!
第1部
柳家フラワー:小町~道灌
三遊亭たん丈:秋田弁金明竹
古今亭菊寿:風呂敷
松旭斎美智:奇術
古今亭志ん弥:夢金
今日の前座さんは花緑一門のフラワーさん。
前に一度聞いたことがあって、顔を見たらすぐに思い出した。
「道灌」を「小町」付きで…八つぁんとご隠居さんの対比もしっかりだし、
そのご隠居だが、なんだか嫌らしいところのあるご隠居で
乱暴な八つぁんと癖のあるご隠居という…個性的なところもあり、
まだいかにも前座という印象だけど、そのうちに貫録が出てきたら
どんな噺家になるのだろう…って、今から楽しみである。
続いてたん丈さんが、自虐的なマクラから…しくじりの話で
しかしそこから噺に入ると一気に勢いが出て、たん丈さんっていい!
そのしくじり話…というのは、持ち時間を超えて噺が長すぎたという
今日はその「秋田弁金明竹」を再演。これがよかった。
たん丈さんが秋田県の出身…というのも初耳だけど
今ではいろいろな地方の言葉で演じられる「金明竹」に
秋田弁があったとは!これが面白い。大阪よりもいいかも。
続いての菊寿師匠は今日がはじめて。実にスタンダードだ。
噺も古今亭の定番である「風呂敷」であり、まさに本筋である。
何一つ特別なことはないのに…実に味わいがあって、よかった。
落語らしい落語であり、どこか懐かしいものにふれるような…
安心して聞ける一席である。菊寿師匠はまた聞いてみたい!
美智さんのマジックの後、いよいよ志ん弥師匠である。
これがまたよかった。「夢金」はいい。立春とはいえ…今年は寒く、
噺の中の雪の冷たさ…凍りつくような夜の空気がリアルである。
すごく…今日聞く噺として…ピッタリと絶妙なタイミングだったかも。
志ん弥師匠の言葉の間とか声の印象…私には魅力的である。
いつも書いているけれど…志ん朝師匠と重なる部分があって、
真似とかそういうのではない…芸の方向性ではないかと…
目指すところが同じだったのか?たどり着いたところが同じだったのか?
その辺はよくわからないが、志ん弥師匠は素敵な噺家さんである。
今日も湯島天神にお参りしてきたが、
引き続き…受験シーズンで…ものすごい人出。
恒例の合格祈願の絵馬である。
入学試験の倍率よりも絵馬をここに掛ける方が
競争率は高いのではないか…という。
ものすごいエネルギーがここに凝縮されており…
見ているだけで元気になれる…活気ある湯島天神。
第2部
柳家フラワー:子ほめ
三遊亭鬼丸:圓歌劇場
金原亭駒三:親子酒
三遊亭白鳥:ニュー宿屋の仇討
開口一番のフラワーさんが「子ほめ」で
続いて鬼丸さんだが、白鳥ファンで満員札止めの
独特な客層を意識して…古典で勝負できないよ…という
まずは白鳥さんをいじり倒して…これが面白く、
そして鬼丸さん(若生さん)の入門までのドキュメントと
歌橘(あし歌)さんと歌奴(歌彦)さんも登場の修行風景で
圓歌一門の内弟子生活を描いた「圓歌劇場」。面白かった。
入門前の社会人時代の苦しい日々やそこからの脱走…
鬼丸さんは素直に正直に語るので心打つところがあり、
話にすっかり引き込まれるのだけど…すごくよかった。
いい話が聞けた。歌橘さんのネタも面白すぎて忘れられない…
そして駒三師匠である。前が漫談風だったというのもあるけれど
淡々と古典落語を進めていく駒三師匠があまりにも素晴らしい。
やはりそれぞれ持ち味があって、役柄もあるというか…
新作は古典を引き立て、古典はトリの新作を引き立てる。
お馴染みの酒や居酒屋、禁酒のマクラをいくつかふって、
慣れている人ならば「親子酒」だろうな…と思うのだが、
そのままストレートにやはり「親子酒」で…これが感動的!
こちらもいつもの通りに…よく知る「親子酒」なのだが、
駒三師匠の渋い中にも味わい深い高座ですっかり魅了された。
そして今日のトリは白鳥さんの「ニュー宿屋の仇討」。
黒門亭限定の…他所の寄席では決して演じられない…
危険な内容が多々含まれており、ネット書き込み禁止令もあって、
その凄まじさだけ…記録しておこう。噺の構成は「宿屋の仇討」だが
設定は現代の東京駅近くの安旅館で…登場人物は…少しだけ…
お侍の万事世話九郎はタイ人の元キックボクサーで…道路工事夫。
旅館の客引きは、井筒屋の喜多八でイハチである。そう喜多八殿下。
飲み屋の付けがたまって、旅館の客引きでバイト中。
江戸っ子の旅人三人組は…今回は二人だが、明日朝早く、
学校寄席に出発する柳家オヨンジ(小四治)師匠と弟子のミミ(三三)。
というような…これからとんでもない展開になるのだが、爆笑の連続で…
面白すぎ。会場も大いに盛り上がって、でも終わって、冷静に戻ると
ちょっと今回ばかりは毒がキツイかな…という。それで内容は
とてもとても書けないのである。白鳥さんも書くな!って…言ってたし。
今日のお見送りはたん丈さんで…ありがとうございました。
横浜に戻って、地元に帰ってからだけど
家系ラーメンのいち家で一杯食べてから帰宅。
満足で満腹な一日でした。
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このところ…内田光子のモーツァルトが
聞きたくなってきているのだが、その前に
今日はドビュッシーの練習曲集を聞いている。
1989年4月9-12日にスネイプで収録。
ドビュッシーの練習曲集は、私にとっては
格別な作品となっているのだが、実は
最初に聞いたのがこのCDであった。
正直なところはポリーニ盤が一番のお気に入りだが、
この内田光子の演奏も久しぶりに聞いてみて、
やはり究極的な境地に達していると凄まじく名演である。
内田光子の音は、モノトーンとまではいわなくても
中性的であり、色彩に関しては抑制されている…
というか、精緻にコントロールされていると思うのだが、
それゆえに透明な輝きは圧倒的な素晴らしさであり、
こんなにも新鮮な感覚にしてくれる演奏はないのである。
あとはいうまでもなく…この運動性、躍動感、強弱の対比、
あらゆる要素がクリアに響いてくるシャープな感性…
何をとってもすべてが完璧であり、これが内田光子だ。
PHILIPS 422 412-2
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ヴラド・ペルルミュテールでシューマンを聞いている。
クライスレリアーナと交響的練習曲(遺作変奏曲付)
1982年6月と1985年12月にニンバス・スタジオで収録。
感動的だ!ここまで味わい深い演奏にはそうは出会えない。
基本は穏やかで…響きも角が取れて…優しさに満ちているが、
シューマンの音楽の夜の空気を情緒豊かに表現している。
今日的な研ぎ澄まされた感覚とは少し違う仕上がりだけど、
まさに古きよき時代の香り漂う…名手の演奏である。
ペルルミュテール自身が語っているそうだが、
クライスレリアーナは若き日にコルトーから教えを受けて、
この演奏の中に…コルトーが生き続けているそうである。
CDR724
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