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2012年3月 3日 (土)

ウラディーミル・アシュケナージ 7

1964年と1965年の録音によるアシュケナージのショパンで
バラード全曲と3つの新しい練習曲が1964年の収録、
夜想曲作品62-1とスケルツォ第4番 が1965年である。
どちらもウェスト・ハムステッドのデッカ・スタジオでの演奏。
アシュケナージのデッカへの最初の頃の録音で
若き日の演奏だが、仕上がりは実に落ち着いた佇まいで
つまりはバラードも後期の作品の方がふさわしい印象だし、
1965年の夜想曲とスケルツォはさらに魅力的だと思う。
アシュケナージはこの後、70年代から80年代にかけて
ショパンの全作品を録音して、そして90年代以降にも
いくつかの作品は再録音を行っているが、
音楽への深い理解や精妙なディテール処理に関しては
新しい録音の方がより優れているし、この60年代の演奏は
アシュケナージのスタートを知る上では貴重なのではないかと…

CDR730

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