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2012年3月14日 (水)

ウラディーミル・アシュケナージ 8

1967年の録音によるアシュケナージのショパンで
スケルツォ全曲と前奏曲作品45そして舟歌。
ウェスト・ハムステッドのデッカ・スタジオで収録。
1964年のバラードに比べると格段に素晴らしいと思うのだが、
スケルツォという作品の複雑怪奇な面白さを最大限に引き出して、
何かアシュケナージ自身も心解き放たれたかのような…
いきいきと自由に前向きな姿勢…音楽を表現する喜びが、
こちらにもしっかりと伝わってくる。作品への想いの強さだが、
アシュケナージという存在がより明確に…個性が形となって、
レコードとしての完成度も圧倒的だし、これは名盤だ。
アシュケナージはその後にショパン全曲録音で
再録音も行っているけれど…久しぶりに聞きたくなった。

CDR732

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