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2012年3月17日 (土)

圓生百席 「居残り佐平次」

今日はとにかく面白い噺を聞きたいと
圓生百席から「居残り佐平次」である。
いろいろ好みや意見はあると思うけど…
この噺は、私は圓生師匠が究極であると思う。
さらには…ひたすら完璧を追及した「圓生百席」における一席で
ここでの佐平次の鮮やかさ、華やかさ…何という痛快劇!
オチに関して…居残りを商売にしている佐平次の正体が知れて
旦那は「どこまで人をおこわにかけたのか!」
若い衆「あなたの頭がごま塩でございますから」という。
「おこわにかける」とは「騙す」とか「一杯食わす」の意味だけど
圓生師匠がその語源についてマクラで説明していて、
大正の頃にはすでによくわからないオチになっていたようで
「おこわにかける」は、元々は姦通罪、相対間男(あいたいまおとこ)で
「こんなことが亭主に知れたらどうしよう…私、命がないのよ…おおこわ(恐)」
その「おおこわ」が「おこわ」になって、騙されることを「おこわにかかった」
つまりは美人局(つつもたせ)のことである。ということだそうだ。
勉強になった。あまり落語以外に役に立たない知識ではあるけれど…

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