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2012年4月27日 (金)

ギドン・クレーメル 1

1979年2,3月にミュンヘンのバイエルン・スタジオで収録された
ギドン・クレーメルとアンドレイ・ガヴリーロフのデュオを聞いている。
ウェーバーのグランド・デュオ・コンチェルタンテ 変ホ長調
原曲はクラリネットとピアノのための作品であるらしい。
ヒンデミットのヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品11-1
シュニトケのヴァイオリン・ソナタ 第2番 「ソナタ風」(1968)
クレーメルならではの選曲だが、こんなに珍しい作品をよく探してくると…
しかしこれが聞きはじめると実に面白くて、作品が優れているのか?
いや埋もれた作品に光をあてるクレーメルの才能…演奏しだいである。
鋭い音で独特の厳しさを示すクレーメルのヴァイオリンは圧倒的だが、
ガヴリーロフのピアノがいきいきと動き回り、ウェーバーにおける躍動感、
シュニトケの破壊的で壮絶にエネルギーを発散させる強靭な演奏は見事。
1968年のシュニトケのソナタ第2番は、まさにアヴァンギャルドな作品で
様々な作風、美しい音も不協和音も交錯するこの音楽は実に興味深い。
偉大な作品であり、ぜひもっとたくさん演奏されて、頻繁に聞きたいものだ。

CDR749

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他のどのピアニストよりも、テンポをゆったりとしたものとして、情感豊かな感動的な演奏を繰り広げている。 [続きを読む]

受信: 2012年5月 1日 (火) 14:44

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