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2012年4月20日 (金)

アンドレイ・ガヴリーロフ 3

続いてガヴリーロフによるラフマニノフの協奏曲は第2番。
パガニーニの主題による狂詩曲と1989年4,5月の録音。
今回もムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団が素晴らしく、
音楽的にはこれ以上何も望むものはないという完成度。
しかしながら録音がかなりの不満が残る仕上がりで
ガヴリーロフのピアノが何とも存在の弱い…遠く感じられる。
その点では、パガニーニの主題による狂詩曲の方が迫力で
ガヴリーロフの真価がよく伝わり、感動と興奮が甦ってきた。
ピアノ協奏曲第3番に比べ、作品の方向性もあるかもしれないが、
ガヴリーロフのピアノもよりスタンダードな印象もあって、
枠からはみ出さない中での最上の演奏が繰り広げられている。
ピアノ協奏曲第2番の第2楽章など…とにかく美しい音色で
力で押し続けるのではない…繊細な輝き、透明でデリケートな表現を
音楽の核としているところにガヴリーロフの成熟が感じられる。

CDR744

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