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2012年5月 8日 (火)

ヴァレリー・アファナシエフ 1

ロッケンハウス音楽祭1985からのライブ録音で
アファナシエフによるシューベルトのピアノ・ソナタD.960。
この演奏は…私は好きである。これぞ名盤だ。
1980年代半ばのアファナシエフであり、まだまだ発展途上?
独特のアファナシエフ・スタイルはすでに聞き取れるものの…
ここではまだ…完成への道のりにあることは明らかで、
お得意のシューベルトであるが、比較的スタンダードな仕上がりだ。
それほどにテンポが遅いということは気にならず…
重くなりすぎずに…柔らかい響きを多用して、美しい歌が魅力。
アファナシエフならではの停滞する音楽ではなくて、
むしろ心地よい流れがあり、自然体な響きにも好感をもつ。
後年のように強烈な個性が発揮されているわけではないが、
これこそ理想というべきシューベルトであると!私は思う。

CDR752

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