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2012年5月25日 (金)

ウラディーミル・アシュケナージ 10

1992年のアシュケナージでショパンの作品を聞いている。
24の前奏曲とピアノ・ソナタ第3番、マズルカ作品68-4という選曲。
1992年6月24,25日にメッゲンの聖チャールズ・ホールで収録。
少々残響の長すぎる不思議な録音だが、会場の空気がよく伝わってきて、
アシュケナージ独特の骨太な音色がたっぷりと響き渡り、ゆったりと
ほどよく肩の力の抜けた…自由な演奏には貫録すら漂っている。
前奏曲集も全体の統一感や求心力を追及する演奏ではないけれど
アシュケナージの解釈には余裕が感じられて、それぞれの小品で
豊かな発想による主張のある音楽が展開されている。
実に草書体なのであり、熟練した仕上がりには奥行が感じられるのだ。
ソナタはさらにスケール雄大で…さすがに説得力ある演奏には感動する。

DECCA 436 821-2

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