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2012年5月31日 (木)

マリア・ジョアン・ピレシュ 2

先日も聞いたピレシュによるショパンのピアノ協奏曲第2番だが、
その5年後に録音されたピアノ協奏曲第1番を今日は聞いている。
こちらはエマニュエル・クリヴィヌ指揮ヨーロッパ室内管弦楽団。
協奏曲は1997年4月にパリで収録されているが、
後半は1998年7月のリスボンでの演奏で幻想曲、幻想即興曲、
そして子守歌という選曲になっている。文句なしの素晴らしさ!
細やかにディテールを追及していくあたり、そのこだわりは
マニアックの一歩手前という印象だが、さすがにピレシュは
聞かせ上手でもあり、個性的でありながら、極上の美しさである。
ヨーロッパ室内管弦楽団で比較的小編成の演奏かと思うのだが、
エマニュエル・クリヴィヌがまた独特なアプローチで…こちらも個性的!
ピレシュの勢いに流されない…丁寧に音楽と向き合っていく姿勢、
どの瞬間にも深い想いが込められているが、強い意志によって、
ひとつの線のようにまっすぐに貫かれているところ、感動的である。

CDR757

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