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2012年6月 8日 (金)

落語につぶやき 160~千早振る

今日は「日本の話芸」にて小三治師匠の
「千早振る」を見たので、この噺について少し。
百人一首の在原業平の歌の絵解きをしようと
ちはやふる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは
ご隠居の大関竜田川が千早太夫に振られた話ではなく
本当の意味は、「ちはやふる」は「神」にかかる枕詞で
神の代にも聞いたことがないが、紅葉の龍田川は
唐紅のくくり染めのようである。
紅葉が水面に映り込んでいる様子を詠んで
その状況を大陸由来の鮮やかな紅でくくり染めに例え、
こんなにも美しい風景は神の時代にもなかっただろう…という。
この噺もオチについては、あまり面白くないのだが、
千早太夫の「千早」は吉原での源氏名なのであり、
それに対して「とは」が本名…つまりおとはさん。
いまではそんな名前の人はひとりもいないのだけれど
昔は…どうだろう戦前までは結構いたのではないかと。

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