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2012年6月22日 (金)

圓生百席 「真景累ヶ淵(八)」

「真景累ヶ淵」の続きで(八)「聖天山」を聞いている。
いよいよ圓生師匠の「真景累ヶ淵」もこれで完結。
新吉の悪党な振る舞いはますます増長しているが、
名主惣右衛門の殺害や後半の聖天山の場面も
いざとなると弱々しく…情けない…人間性の出るところで
土手の甚蔵やお賤の迫力に比べると小心者である。
甚蔵を聖天山に連れ出して、崖から突き落とし…
しかし殺し切れずに新吉に襲い掛かってくる結末は
最高の盛り上がりで圧倒されるのだけれど、
しかしもはや怪談噺という印象でもなくなり…
宗悦や豊志賀の怨念など…どこかへ消えてしまって、
その辺もあって、圓生師匠もこの「聖天山」で締めくくりとして
この続きは演じなかったということだそうである。

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