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2012年7月11日 (水)

落語につぶやき 167~五銭の遊び

志ん生師匠の録音に「五銭の遊び」があり、
この噺も聞いたことがないが…「遊び」なので
女郎買いの噺であることはわかるのだけど、
懐には自分の二銭と預かっている母親の五銭しかない。
どうしても空腹で…おでん屋で二銭のこんにゃくに
からしをたっぷり塗って食べて、冷かして帰ろうとすると
「色男!」と呼び止められて、「お茶ひいちゃうから…」と
「いくらもっているんだい?」、五銭ともいえないので
「小銭しかないよ」と五銭の白銅貨を見せたところ
女は二十銭の銀貨と見間違えたようで…
「足りない分は私が何とかするから」と上げてくれた。
腹が減って仕方ないので…よその部屋の御鉢に残った
飯の余りを…梅干を思い浮かべて、酸っぱいと食べたり
若い衆が宵勘だと集金に来て、もっている五銭を出して、
「お前さん、五銭を出して、上がるつもりかい?
それでご飯を食べたりなんかして…
五銭で女郎屋の敷居を跨いだね…
ずいぶん面の皮が厚いね」というから
「薄くはねえよ」といってやった…というサゲである。
オチのない噺で…落語事典によると
女郎買いのうわさはこの続きもあるらしい。

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