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2012年9月18日 (火)

落語につぶやき 178~短命

小里ん師匠の「小さん芸語録」で「短命」の項を読むと
小さん師匠は「ブリのアラ」は演じなかったって。えっ?
「ブリのアラ」って、なんのこと?と思ってしまったのだけど
柳家の方では「ブリのアラ」は出てこないことが多いそうで
ということは、私は柳家の「短命」を聞いているということか?
すると先日、黒門亭で聞いてきた藤兵衛師匠の「短命」で
「ブリのアラ」が出てきたのだ。おお!目からウロコ!
伊勢屋に来た二番目の婿さんが「ブリのアラ」。
最初の婿さんが、色白の役者のようにいい男で…
死んでしまったので…今度はそれではいけないと
二番目の婿さんは、真っ黒な丈夫な男を迎える。
太っていて、脂ぎっていて、顔は不細工だけど…
それを例えるならば…「ブリのアラ」みたいな。
ちょっと確認してみると…小さん師匠が演じなかったのだから
さん喬師匠も権太楼師匠ももちろん「ブリのアラ」はなし。
ネット上に白酒さんの映像を見つけ、すると「ブリのアラ」があった。
血生臭い…脂ぎってる…嫌な臭いのする…という二番目の婿さん。
なんと「ブリのアラ」以外の例えも見付けた。圓太郎師匠の映像で
二番目の婿さんは丈夫の塊で…顔も体も真っ四角、真っ黒で
みんなで「鉄下駄」と名付けた…というのもあるのだ。
「短命」を聞かれる際には、二番目の婿さんにご注目を!

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