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2012年10月23日 (火)

アルディッティ四重奏団 1

急に現代音楽が聞きたくなることがあるのだけれど
今日はアルディッティ四重奏団による2006年の録音で
ヘルムート・ラッヘンマンの弦楽四重奏曲。
「グリド(2001/2002)」-弦楽四重奏曲 第3番
「グラン・トルソ(1971-1972/1978)」-弦楽四重奏のための音楽
2006年6月26-28日にボンのベートーヴェン・ハウスで収録
「聖霊の踊り(1988/1989)」-弦楽四重奏曲 第2番
2006年11月21,22日にボンのベートーヴェン・ハウスで収録
いわゆる弦楽四重奏曲を聞いているという感覚はなく、
ラッヘンマンの作品はまさに現代音楽という…これぞ前衛だ。
特殊奏法の連続で…高度な技法、緊張感の持続には圧倒される。
1970年代の「グラン・トルソ」、1980年代後半の「聖霊の踊り」、
そして21世紀になってからの「グリド」であり、年代に違いがあって、
もっと作風に変化が出るのではないかと予測したのだが、
思った以上にラッヘンマンの作品には一貫した方向性がある。
点描的な書法により…エネルギーの発散よりも…
むしろそこに力強い凝縮が生まれる…静寂もまた激しさであり、
この辺にはノーノとの共通性も感じられるが、それにしても…
凄まじい集中力…ラッヘンマンの作品は素晴らしい。
ウォルフガング・リームとともに最も関心のある作曲家だ。

CDR796

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コメント

実は、私も、このCD持っています。
大推薦の一枚ですよ!!
物凄いキレと静寂。かっこいい。

投稿: Herb | 2012年10月25日 (木) 22:39

現代音楽を弦楽四重奏で…というと、古くはラサール四重奏団とか、私なんかですと最初の頃は、アルバン・ベルク四重奏団だ!って思っていたのですが、やっぱりアルディッティ四重奏団ですね!大学生のときに友人に連れられて、アルディッティ四重奏団のバルトークを聞きに行きました。そのときの1990年代のメンバーのイメージが強いのですが、この2006年の演奏を調べていましたら、ヴァイオリンのアルディッティ以外、すっかりメンバーは入れ替わってしまっているのですね。メンバーが変わって、よく演奏の精度を保てるな…というのと、やはり超絶技巧の現代音楽だけを演奏し続けるのは、厳しいことなのかな…というのを思いました。

投稿: たけお | 2012年10月26日 (金) 23:04

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