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2012年10月15日 (月)

落語につぶやき 180~錦の舞衣

土曜日の柳家小満ん「おさらい会」で聞いてきた「錦の舞衣」。
前回の(上)に続いて、噺は後半となるのだが、忘れぬうちに
あらすじを記録しておく。あまり省略しては面白くないのだが、
しかしなるだけ簡潔にまとめられたらいいと思うのだけど。
少し(上)を振り返り、大塩平八郎の乱の残党で宮脇数馬を
絵師の狩野毬信は匿っている。妻のお須賀は、毬信が
芸者の小菊を呼び入れていると勘違いし、問いただしに来るが、
捕り方がお須賀の後を付けて、ついに踏み込まれてしまった。
ここからが(下)となるのだが、数馬が潜んでいた奥の女中部屋に
捕り方が入ると数馬はすでにこれまでと…自害して果てていた。
お尋ね者を匿っていた罪で毬信も捕えられ、牢に入れられ、拷問を受ける。
吟味方の金谷東太郎は、毬信を助けてやろうとお須賀に言い寄り、
手下の石子伴作の悪知恵もあって、その証として、金谷は正宗の短刀を
お須賀に預けると…夫のためにとお須賀はついに金谷に身を任せてしまう。
しかしその甲斐もなく、きつい調べはその後も続き、毬信は獄死してしまう。
ある日、お須賀は出入りの道具屋に金谷から預かっている正宗の短刀の
その価値を鑑定させるが、全くの偽物であるということがわかり、
お須賀は夫の仇と金谷東太郎を討ち果たす決意をする。
馴染みの客を集め、渾身の舞で、最後に「巴御前」を踊り、
その夜、金谷を呼び出して、泥酔させて、討ち果たした。
そのまま夫毬信が眠る寺を訪ね、墓前にて自害した。
フランスの作家ヴィクトリアン・サルドゥの「ラ・トスカ」を
三遊亭圓朝が翻訳した「錦の舞衣」、その結末である。

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