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2012年10月12日 (金)

フリードリヒ・グルダ 2

1977年のグルダでモーツァルトを聞いている。
ピアノ・ソナタのイ長調K.331と変ロ長調K.333。
少々こもった音で…濁りがちな印象は残念なのだが、
スタジオとか…狭い空間で録音したことによるものか?
会場の表記はなく、詳細はわからないが、いまひとつ。
しかしグルダの演奏は素晴らしい。さすがに名人芸!
ベーゼンドルファーのピアノを使用していて、
柔らかで表情豊かな音色は、グルダならではの魅力。
かなり穏やかにモーツァルトの音楽を慈しむように…
この辺はベートーヴェンのときとはずいぶんな違いだが、
グルダのモーツァルトへの想いが伝わってくるようで
聞けば聞くほどに感動的である。ジャズを弾くときの
あのグルダならではの世界とはまた違った表情があり、
非常に真面目で…端正な造形感覚と普遍性ある響き、
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなど
古典的な様式の作品におけるグルダはまた格別だ。

amadeo 423 789-2

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