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2012年10月 7日 (日)

ピエール・ローラン・エマール

昨日に続いて、エマールによるドビュッシーの前奏曲集だが、
これが聞けば聞くほど素晴らしい!すっかりはまってしまった。
最初に聞いたときには、思ったよりも普通だな…と感じたのだけれど、
というのは、現代音楽的な方向には向かわずに…響きの余韻もあれば、
音色の揺らぎによる光の陰影など、いかにもドビュッシーの表現である。
とはいえ…エマール的にも感じられるのは、色彩は極力に抑制されており、
モノトーンでモダニズム的な傾向は昨日も指摘の通りである。
でも繰り返し聞く中で…耳に馴染んでくるわけで、色彩もこれで十分だ。
エマールもテクニックの面での切れ味は以前ほどではないようで…
その分を表現でカバーしようという…そうした印象もなくはないのだが、
細部における精妙なタッチ、微妙な描き分け、その冴えと輝き…
それらは聞けば聞くほどに魅力的にも感じられてくるのであって、
昨日の感想は少々訂正も必要かと…改めて…本当に見事な演奏だ!

DG 00289 477 9982

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