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2012年10月 9日 (火)

南西ドイツ放送交響楽団

ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いていく。
今日はその最初の演奏だが、交響曲第5番と第6番。
1997年11月29日と12月1日にフライブルクのコンチェルトハウス。
ギーレンの二度目の全集ということになるのだが、こちらの演奏は
映像収録されたものから音のみを取り出してCD化されている。
いかにもギーレンらしい演奏で…思わずうれしくなってしまうが、
大袈裟にいうのなら…かなりの過激さが追及されているし、
そう簡単に片付けられるものでもなく、ギーレンの厳格な姿勢、
目指す音楽への徹底したこだわりには、ここでも圧倒されてしまう。
指揮者もオーケストラもとにかく力強く、音楽の集中力は格別だ。
まずは特徴として、やはり非常に快速なテンポ設定が挙げられるのだが、
しかし今日では、この速度感覚というのは、他でも多々接しているし、
とはいえ…この演奏が1997年というと15年前のことになるのだから
やはりギーレンは時代をリードしていたともいえると思う。
その15年前ということを考えると…恐るべき新鮮さにあふれた録音で
今回のリマスターが成功した…ということかもしれないけれど
音楽がいま目の前で生まれているような興奮と感動である。
ギーレンの演奏はとにかく話題が尽きないのだが

残り7曲の交響曲があるので、少しずつ考えていきたいと思う。

Hanssler CD 93.285

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