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2012年11月 1日 (木)

エミール・ギレリス 7

ギレリスが残したベートーヴェンのピアノ・ソナタだが、
録音年代順に再構成して聞いている。
今日はピアノ・ソナタ第12番「葬送」と第16番。
1975年8,9月にトゥルクのコンツェルトハウスで収録。
これまでベルリンだったのが、今回は夏のフィンランドである。
8月下旬から9月中旬にかけて3枚分のLPが制作され、
ここでのベートーヴェンの他にもブラームスのバラードと幻想曲集、
そしてアマデウス四重奏団とのシューベルトの「ます」も録音されている。
第12番のソナタは、第1楽章の変奏曲が非常に印象的であり、
そして第16番も装飾的な表現が特長となっている作品だが、
そうしたところをギレリスがまた何とも鮮やかに弾きこなしており、
全く揺るぎのないしっかりとした音が立体的に鳴り響くのには感動する。
第12番の終楽章など、速い楽章での高速スピードの快感、
そして同時にその勢いと迫力も凄まじく、今回も圧倒的である。

CDR800

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