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2012年12月31日 (月)

12月31日 大晦日の感想

年末に七サバ参りに出掛けよう!と盛り上がっていたのだけど
このところ、雨が多くて…晴れるなら大晦日しかない!って、
今日に期待していたのだが、朝起きるとすっかり曇っていて…
それならば、新年にお参りしようと…引き続き、やり残しの雑用。
今になって…という感じなのだが、ウイルスバスターを
2012年版からクラウド(2013年版)へ移行作業。
昼から晴れてきたので…先日の窓拭きに続いて、雨戸の清掃。
そして部屋に置いている空気清浄器の内部の清掃。
まわりに埃が飛ぶので、もう一度、徹底的に掃除機をかけて、
夕方には靴磨きまで…今年はやり尽くした!という印象で
大晦日の夜を過ごしている。片付いたのは雑用ばかりだけど
気持ちは清々しい。みなさまには、今年もお世話になりました。
2013年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

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2012年12月30日 (日)

落語につぶやき 188~2012年の噺

2012年の実演で聞けた噺を集計してみた。
今年は不思議と「道灌」に一度しか出会わなかった。
もっと驚いたのは、「寿限無」を聞いていないこと。

6回:「子ほめ」
4回:「金明竹」
3回:「替り目」「たらちね」「道具屋」「錦の舞衣」
2回:「髪結新三」「蛙茶番」「真田小僧」「手紙無筆」
   「野ざらし」「百年目」「百川」「夢金」
1回:「青菜」「愛宕山」「鮑のし」「安中草三」「按摩の炬燵」
   「居酒屋」「位牌屋」「今戸焼」「浮世床」「鰻の幇間」
   「永代橋」「お化け長屋」「お初徳兵衛」「おもと違い」
   「親子酒」「笠碁」「片棒」「がまの油」「紙入れ」
   「からぬけ」「祇園祭」「狂歌家主」「禁酒番屋」「首や」
   「蔵前駕籠」「鍬潟」「孝行糖」「黄金餅」「子別れ」
   「鷺とり」「五月幟」「猿後家」「三十石」「三人旅」
   「持参金」「蜆売り」「忍三重」「新助市五郎」
   「粗忽長屋」「粗忽の使者」「大工調べ」「だくだく」
   「竹の水仙」「館林」「短命」「千早ふる」「長者番付」
   「長短」「突き落とし」「つる」「出来心」「天狗裁き」
   「天災」「道灌」「時そば」「長屋の花見」「夏どろ」
   「錦の袈裟」「年枝の怪談」「のめる」「八九升」
   「花見の仇討」「一つ穴」「一目上がり」「普段の袴」
   「船徳」「風呂敷」「文七元結」「饅頭こわい」「万病円」
   「木乃伊取り」「三井の大黒」「身投げ屋」「名月若松城」
   「元犬」「六尺棒」「湯屋番」「四段目」

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2012年12月29日 (土)

12月29日の感想

今年の年末は本当に雨が多くて、明日も雨になるようだが、
晴れの日が続かず…今日は貴重な一日になりそうだと
午前中は窓拭き、午後は洗車に…ガソリンを入れに行って、
タイヤの空気圧を調べてもらったところ…やはり下がっていて、
見てもらってよかったのだが、今日は一気にいろいろ済ませ、
これ…明日は腕が筋肉痛になるだろう。よく働いた!
今年も残すところ…あと二日。なんて早い。さすがに焦る。

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2012年12月28日 (金)

外付けHDDの増設!

これまでも500GBの外付けHDDを接続していたのだが、
パソコン本体のHDDを整理したいというのと…
外付けHDDを二台使い分けしたい…というので
今回、新たに1TBの外付けHDDを購入した。
これまた年末に慌ただしいことをしているのだけど、
こちらはamazonで値段をよく見極めて、ネット購入。
データの移動や整理は、正月も利用して、少しずつ進めるか!
何しろ1TBという広大な領域があるので、この余裕は最大の喜び。

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2012年12月27日 (木)

やっとスマホに機種変更!

この年末になって…慌ただしいことをやっているのだが、
docomoの「家族で機種変更をすると一台あたり10,500円の割引」
というのを利用して、私と父の携帯を二台、機種変更したのである。
スマホが一気に普及したのは、去年のことだったか?
その少し前に携帯の機種変更をしてしまっていたので、
これまでしぶとく…折りたたみ式の携帯電話を使っていたのである。
気に入っていたし、正直なところ高かったので…まだもったいない。
それで今回はSONYのXPERIA SO-01Eにしてみた。色はブラック。
父の携帯というのは、実は使っているのは母で…一緒に見に行ったのだけど、
結局、最終的に二台同じ機種で同じ色を選んだので…不思議な展開!
使い方を父と母に教え込まないといけないので…その方が便利ではある。
しかしこれは…フルに使いこなすのには、時間がかかりそう。
便利だけど…あまりに多機能すぎて、状況を把握するのにひと苦労?
ゆっくり時間をかけて、少しずつ馴染んでいくことにしよう。

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2012年12月26日 (水)

IXY10Sが修理に

デジカメが大好きで…肌身離さず持ち歩いているのだが、
望遠の際に右上に変な物体が写り込み…昨日気付いて、
これはレンズに異物が混入で…何とか年内に修理は間に合うのか!
早速、キャノンのサービス・センターに持って行ったのだが、
見事に正月明けということに。大分の工場で修理するらしい。
正月をはさむから…というのがあるのだけれど、二週間ほどの間、
なんとも寂しいことである。レンズ交換して、戻ってくると思うのだけど。
かなりの枚数を撮っているので…この辺でリニューアルということに。
依存しすぎ…ということか、愛着が強いと自分の分身を失うようで…

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2012年12月25日 (火)

今日の月は…月齢11.8

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12月なのに…今年は雨が多く、曇りの日も多く、
今日は朝から貴重な快晴。気持ちのいい青空。
16時06分に東の空に見えた月齢11.8の月。
満月は28日の金曜日で月齢14.8である。
クリスマスも終わって、いよいよ年末だ。

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2012年12月24日 (月)

東海道の風景から 17~大井

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水神社からしばらく歩いて、桜橋で立会川を渡る。
立会川の上流で西の方角を見ている。

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品川区東大井3丁目の福生稲荷。
大聖歓喜天(大井町聖天堂)の横にある。

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品川区東大井3丁目の住宅街にある梶原稲荷神社。
写真の鳥居から参道を奥の方へ進んでいく。

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奥まったところに梶原稲荷神社の社殿がある。
地図では「梶原稲荷神社」となっているが、
「梶原塚稲荷」という表記がなされていた。

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梶原稲荷神社の南側で「犬坂」を下っていくと
第一京浜に出る。さらに京浜急行の高架下を目指して、
品川区東大井2丁目の妙法稲荷。
入口も塞がれて、ちょっと荒れている印象ではあった。
今回はここで終了。JR京浜東北線の大井町の駅に出た。

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東海道の風景から 16~大森

東海道の続きであるが、街道から少し外れて…
大森から大井に至る周辺地域を歩いてみた。
JR京浜東北線の大森駅を出発。

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大森駅を出て、すぐ正面にある天祖神社。
住所は大田区山王2丁目だそうである。
年越しの準備で…提灯が下がっている。

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天祖神社の横にある階段で庚申塔を見付けた。
小さなお堂の中に大切に保管されている。

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池上通りを歩いて、大田区山王1丁目の日枝神社である。
写真の左に写っている朱色の鳥居は、山王稲荷。

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こちらが山王稲荷だ。日枝神社も山王稲荷も
成田山圓能寺の境内にある。

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品川区に入って、大井6丁目に大森貝塚遺跡庭園がある。
有名な「大森貝塚」である。東海道線、京浜東北線のすぐ横で
写真の石碑は、線路に向かって、車窓からよく見える位置に
立てられている。ご存じの方も多いのではないだろうか。

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大森貝塚の発掘の様子が展示されている。

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さらに池上通りを進んで、品川区大井6丁目の鹿嶋神社。
立派な神社だ。この辺でも最も大きな神社であろうか。

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鹿嶋神社のすぐ近くで石塔が集められている場所があり、
品川区指定の有形文化財だが、「来迎院石造念仏講供養塔」とあって、
説明を読むとそれとは別のようだが、写真の中央はお不動様であろう。
そして両側の二基が庚申塔である。三猿のいる青面金剛像だ。

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東海道線のガード下を通って、品川区南大井5丁目の水神社。
水神様を祀っている神社である。龍のイラストがあった。

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2012年12月23日 (日)

黒門亭で三之助・志ん弥

午前中は東海道の大森から大井町の周辺を散歩して、
JRの大井町の駅に到着したのが、13時前で
少し早かったので…駅ビルで買い物をして、
京浜東北線で御徒町へ移動。いや…正確に書くと
日曜日の午後は、秋葉原で山手線に乗換えなのだが…
黒門町に到着したのが、13時40分頃だったか。
第1部は「満員札止め」となっていた。
菊之丞さんが出演で…今日は「景清」だったそうだ。
ちなみに鬼〆さんが「粗忽長屋」、錦平師匠は「夢金」、
そしてトリのはん治師匠の「猫の災難」がはじまったのが、
13時50分ぐらいで…それから30分はかかるだろうと…
待っている間、外は寒かった。冬はさすがに厳しい。
その間に三之助さんが来て、にっこりの笑顔でちょっと幸せ。
今日のお目当ては、三之助さんと志ん弥師匠である。

第2部
三遊亭ふう丈:子ほめ
柳家三之助:替り目
古今亭志ん弥:大工調べ
林家源平:愛宕山

今日の前座さんは圓丈一門のふう丈さんだが、
前に聞いたことがあるはずで…帰って調べたら5月だった。
この「子ほめ」は知っている!…というので前回も「子ほめ」。
記憶に残っているぐらいなので…ふう丈さんは上手い!
そして三之助さんだ。年末年始は、忘年会に新年会と
酒を飲む機会も多いと…酒の話題から「替り目」へ。
これがよかったのだ!お馴染みの「替り目」なのだけど、
よく知っていても…いい「替り目」を聞くと実に味わい。
本当に丁寧な仕上がりで…しっかり描きこまれている。
まずは主人公の酔っぱらいだが、目がすごい!千鳥足。
こういう酔っぱらいが来たら…まさに関わりたくはないという。
順番に絡んでくるのが、車屋さん、おかみさん、うどん屋さん、
新内流しの兄妹(お前たち、夫婦だろうとからかわれていたが…)、
酔っぱらいとの対比が、とにかく見事で…情景に引き込まれた。
うどん屋に燗を付けさせて、怒らせて、追っ払ってしまうのだが、
その後の新内流しの場面が、三味線の鳴り物入りで
それに合わせて…唄を歌うのだけど…ここが実によかった。
「替り目」もここまで来ると…本当に感動してしまうのであり、
内容はいつもの酔っぱらいネタだから…三之助さんの芸の力である!
このように…おでんを買いにまだ出掛けていなかったおかみさんに
すっかり元帳を見られてしまって、続く…うどん屋と新内流しと…
「あの家はちょうど今頃、銚子の替り目」で…今日はオチまでであった。
続いて、お待ちかねの志ん弥師匠。江戸っ子の「五月の鯉の吹き流し…」
「江戸っ子は塩辛にはならなかった」と来て、まさか「大工調べ」なの!って、
そう!「大工調べ」だったのだ。今日は来てよかった。なんと幸せな。
この型は…古今亭の「大工調べ」である。志ん弥師匠にうっとり!
与太郎が間違いだらけの啖呵を切って、爆笑で大いに盛り上がる場面だが、
時間のこともあるし、今日はここまで…お調べはなし。それは残念。
でもとにかく素晴らしい「大工調べ」を聞けたので…堪能した!という感じである。
今年の黒門亭…今日は最終日だが、大トリは源平師匠の「愛宕山」。
なのだけど…実は源平師匠の「愛宕山」は二度目で…さらにマクラというか…
前半はかなり長い健康漫談で…「愛宕山」はいろいろな場面を省いて、
短縮バージョン。ちょっと残念な印象で…ここまで短いと別な噺というような。
的に向かって、小判を投げる…その前のかわらけ投げの場面もなかったし…
「愛宕山」は旦那と幇間の主従関係が重要で…様々なやり取りが積み上げられて、
怒ったり、喜んだり、褒めたり、貶したり、実に豊かな人間模様が描かれていく。
傘をさして飛び降りたり、竹をしならせて飛び上がったり、見せる噺でもあるけれど、
アクションだけで笑わせてしまったのでは、この噺はもったいないような気がして、
という点では、私が聞きたい「愛宕山」とはちょっと違っていたようだ。
古くは黒門町の八代目文楽師匠の「愛宕山」が有名だし、
現在は古今亭の一門でも…志ん朝師匠の型が元になっているのか?
よく演じられているが、それとは別に林家の「愛宕山」というのがあるのだろうか?
今年も黒門亭ではたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。
また来年も楽しみに…いろいろな企画を期待して、よろしくお願いします。

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2012年12月22日 (土)

12月22日の感想

今日は朝から雨だったので…一日こもって、年賀状の印刷。
準備はしてあったのだが、いざ印刷をはじめると時間がかかる。
名簿のチェックまで…夕方にはすっかり完成したのだが、
明日、出すことにしよう。晴れたら、出掛けたいと思っていて…
それにしても今年の12月は雨が多い。例年はほとんど降らない。
クリスマス寒波もいわれているけれど、来週はさらに冷え込み…
今年も残すところ10日だ。雑用いろいろは承知しているけれど、
年内に何をすべきか…何を優先させるべきか!時間はない。
いや…時間がないというほど、することも特になくて…苦笑。
しかし年末というのは慌ただしく、忙しく、追い立てられ…
気付くといつの間にか大晦日になっている…という
毎年、そんな感じなのであり、でもこの年末の空気が私は好きだ。
ひとつ…今年も最後に七サバ参りに出掛けたいと思っている。

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2012年12月21日 (金)

落語につぶやき 187~穴どろ

掛取りに払う三両の金が工面できず、
お金ができるまで帰ってくるんじゃないよ!と
家を追い出されてしまい…つまりは大晦日の風景で
「穴どろ」も師走の噺、年末の噺で…掛取りネタでもあるのだが、
泥棒に間違えられる…というので、実は泥棒の噺でもないし、
むしろ「締りがしてないですよ!」って、根は親切な人なのだ。

昔の大店には、蔵の前に穴蔵という大きな穴が掘ってあって、
火事の際に大切なものを放り込んで、焼かないように守ったそうだが、
酔っ払って、その穴に落ちてしまい、泥棒が落っこちたと間違えられる。
頭のところの威勢のいい男を連れてきて、しかしその男が威勢ばかりで
少しも強くなく、仕方なく…お礼に金をやるから泥棒を引き上げてくれ…
それで三両の金をやるというと…下から「三両くれるなら俺の方で上がる」。
「穴どろ」は大好きな噺だが、でも実演ではずいぶん聞いていない。
今日は黒門町の八代目文楽師匠の録音を聞いてみよう。

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2012年12月20日 (木)

三田落語会 橘家文左衛門

iTunesで配信されている三田落語会の録音から
第7回三田落語会(昼席)の文左衛門さん。
2010年4月24日に仏教伝道センターホールで収録。
後半の「文七元結」を聞いている。65分の長講一席。
ラジオデイズの配信で…2008年の録音もあるのだが、
今日はその二年後で三田落語会での「文七元結」。
本当に素晴らしい。やはり年末はこの噺!
でもちょっと残念なのは、日曜日に聞いたときので
吾妻橋の場面…懐の五十両は自分には縁のない金なのだ…
この金を見ず知らずの文七に与えなくてはならない状況に
これまで自分がしてきたことの報いなのかと…
自らを激しく責めるところ…それがない。
そこがよかったのだけど…しかし感動的な一席である。

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2012年12月19日 (水)

三田落語会 橘家文左衛門

iTunesで配信されている三田落語会の録音から
今日は第7回三田落語会(昼席)の文左衛門さん。
2010年4月24日に仏教伝道センターホールで収録。
前半の「笠碁」で…明日は仲入り後の「文七元結」を聞く。
同じときの白酒さんの「付き馬」「火焔太鼓」もあるのだが、
とにかく時間が長いので、白酒さんはまた次回ということに…
日曜日に文左衛門さんの「文七元結」を聞いてきて、
それでこの録音を聞きたいということなのだけど、
今日の「笠碁」も得意ネタであろうと…実に楽しい。

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2012年12月18日 (火)

今朝の霧は…靄?

ニュースでは、今朝の霧は「靄(もや)」と表現されている。
朝、起きると外は霧がたちこめて、真っ白だった。
写真も撮ろうとしたのだが、ただ白いだけで…写真にならず。
9時過ぎまでその状態が続き、晴れてきたのは11時近くか。
「霧」と「靄」はどう違うのか?どうやら同じものらしいけど、
呼び方が違うということのようである。調べてみたら…
「地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し」
つまり前日の雨で湿度が上がって、朝の冷え込みで
水蒸気が凍ったのだが、風も弱くて、地表近くにとどまって…
「無数の微小な水滴となって浮遊する現象」のことをいうそうである。
平安時代以降は、秋のものを「霧」と呼び、春は「霞(かすみ)」と呼び分ける。
気象観測では、視程1キロ未満を「霧」と呼び、それ以上は「靄」だそうである。
そういうことなのだ…では、靄よりも霧の方が、視界が悪いということになる。
今朝は真っ白で、かなり視界の悪い…1キロ先なんて、とても見えなかったけど…
神奈川県内全域に…午前8時前に「濃霧注意報」が出されたそうで
私の住んでいる横浜市の西部では、あれはきっと「霧」であったに違いない!
そう思っているのだけど、どうであろうか。とにかく真っ白だった。

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2012年12月17日 (月)

落語につぶやき 186~忍三重

昨日の黒門亭で聞いてきた小満ん師匠の「忍三重」だが、
落語事典で調べたところ…載っていない。
ということは…もしかしたら…落語以外の物語を下地にして
小満ん師匠が落語に仕立てた噺なのかもしれない。
この点については、機会があったら師匠にお聞きしてみたいと思う。

まずは「忍三重(しのびさんじゅう)」って、何?ということだが、
歌舞伎のことはわからないので…あまり踏み込まない方が身のためで
暗闇の場面で静かな探り合いの「だんまり」という所作のときに…
三味線のみで演奏する下座音楽のことだそうである。
チチチチチ…と「ひぐらし三重」ともいわれるそうで。

あらすじだが、越後から越中へ向かう途中の北前船で
柏崎の荒浜から荷物に紛れて乗り込んできた旅芸人夫婦が捕まり、
助けたのが越後の今町(直江津)からの客で…粋な芸者のおちょうさん。
越中富山で興行中の嵐伝三郎という花形役者を追いかけてきた。
おちょうさんの口利きで旅芸人夫婦も…嵐伝助という名前をもらって役者に
そしておそのさんもまた三味線が弾けるというので下座の手伝いをする。
しかしその頃、江戸では天保の改革がはじまり、富山でも芝居興行は差し止め。
嵐伝三郎は江戸に戻って一からやり直すと…伝助、おそのと一行は旅に出る。
しかし飛騨高山から峠を越えた日陰村でおちょうさんが病に倒れ、
伝三郎はおちょうさんのことを伝助とおその夫婦に託し、先に江戸へと旅立つ。
伝助は高山の盛り場で鍛冶屋橋に出掛けては、ひとり芝居で金を稼いできたが、
季節も冬になり、雪が降り出すと大道芸もできないからと…泥棒で稼ごうと…
嵐伝助という役者の端くれ、芝居の泥棒で稼ごうと魚七という料理屋の勝手口に入る。
おそのさんの紙張り破れ三味線の忍三重に合わせて、「鎌倉山宝蔵破り」の趣向で
泥棒に入ったが、すると魚七の主人が喜んで…家の者、店の者をみな料理場に集め、
料理やご祝儀、酒も振る舞ってくれ…芸が身を助ける…芝居の泥棒「忍三重」の一席。

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2012年12月16日 (日)

黒門亭で小満ん・小里ん・文左衛門

今日は久しぶりに黒門亭を通しで聞いてきた。
もちろんお目当ては小満ん師匠と小里ん師匠で
そしてトリは文左衛門さんの「文七元結」である。
実は昨日も…小ゑん師匠と小燕枝師匠と志ん橋師匠で
私的には最高の顔付けだったのだが、天気も悪かったし、
小満ん師匠をもう一席聞けるのと「文七元結」に惹かれて
結局、今日を選んでしまった。馬治さんと文雀さんも聞けるし!

第1部
柳家花どん:金明竹
金原亭馬治:天狗裁き
入船亭扇好:野ざらし
桂文雀:居酒屋
柳家小満ん:忍三重


前座さんは花どんさんとございますさんの二人で
第1部は花どんさんが出演。与太郎キャラの松公で「金明竹」である。
花どんさんは時間配分がうまくて、「真田小僧」をオチまで15分にまとめるが、
今日もきちんと…猫を貸す断りで「旦那に盛りが付いたから」と…
旦那が誤解を解きに謝りに出掛ける場面も盛り込んでの「金明竹」である。
道具七品の口上も松公に二回、おばさんに二回で…計四回を鮮やかに!
花どんさんはこのように噺を自分の構成でまとめ上げることもできているし、
登場人物の描き分けも表情豊かで…上手いな!と期待の前座さんである。
結果から書くと…今日は主演者全員…みんなすごくよかったのだが、
まずは馬治さんの「天狗裁き」。馬治さんはいいな!と思っていて、
しかしながら実は…正直なところ少し久しぶりになってしまって、
この噺には、見た見ないの夢をめぐって、たくさんの登場人物が出てくるが、
それぞれのキャラがきちんと描き分けられているので…場面展開もくっきりと
お馴染みの「天狗裁き」ではあるけれど、新鮮な気持ちで楽しむことができた。
扇好師匠がもっと久しぶりで…四年ぶりぐらいになるかも。不思議と縁がなかった。
でも前回聞いたネタって、ハッキリと覚えているのである。「三方一両損」だ。
すごく鮮明に覚えているぐらいに…そのときもよかったのだ。
そして今日の「野ざらし」も!マクラで太鼓の皮の話題は出なかったので…
川をかき混ぜて、自分の鼻を釣って、大いに盛り上がったところまでである。
仲入り後は文雀さんで「居酒屋」だ。文雀さんも大好きな噺家さんだけど
「居酒屋」の小僧さんがどのように仕上がってくるかで…
この噺は大いに印象は変わってくる。その点で…文雀さんの
からかわれて、困り果てている小僧さんがかわいらしくて…何ともいい!
「居酒屋」って、短くて、酔っぱらいのごくたわいのないやり取り…
大したことのない…ありふれた情景のようにも思えるのだけれど、
ここに浮かび上がってくる居酒屋風景って、実に懐かしいものであり、
味わいある世界が魅力的な…なかなか深い噺であると私は思うのである。
第1部のトリは小満ん師匠の「忍三重」だ。昨年の日本橋での小満んの会で
取り上げられており、録音をもっているので、実はのべつ繰り返し聞いている。
たくさん聞いて思うことは、一度ですべてがわかるのかというと…少々複雑…
どちらかというと…繰り返し聞くことで…理解も深まり、するとより魅力も増す…
そういうタイプの噺であると思っている。噺自体も渋くって…存在は地味であろう。
でもこういう噺だからこそ、小満ん師匠が演じると輝き出す。爆笑の噺ではない。
ときどきクスクスっと…こっそり笑って、穏やかに展開される噺の流れに
心地よいな…って、のんびりと聞く噺だ。「忍三重」で芝居の噺だけど
描かれているのは地回りの芝居で…そこに味わいがあって、
親しみを感じるのであろう。旅で場面が変わっていく…というのもいいのかも。
というので…やはり今日は小満ん師匠が聞けてよかった!結果的にすごくよかった。
年内はこれで最後になると思うけど、お見送りの師匠がニッコリと素敵な笑顔で
もうとにかく大満足の「忍三重」であった!まわりの知り合いもご機嫌であった。

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第1部が終わって、第2部までの間にいつもながら湯島天神にお参り。
12月で屋台の準備もはじまっているけれど、まだ参拝客はそれほど多くない。

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しかし合格祈願の絵馬は…すでにこのように大量であった!
これから三月ぐらいまで…湯島天神は大そう賑やかなのである。

第2部
三遊亭ございます:アメリカン
林家三平:のめる
柳家小里ん:長者番付
橘家文左衛門:文七元結

第二部の開口一番はございますさんで新作だ。
アメリカン・サイズというところから「アメリカン」という噺であった。
前座さんが新作を演じるというのもたいへん珍しいのだけど…
ございますさんでは、過去にも何度か新作を聞いていて、
これが面白い!私は好みである。こういうタイプの新作は好き。
続いて、三平さん。賑やかに出てきてくれたのだけど…
お客の反応はかなり冷ややかで…黒門亭の空気に合っていないという。
しかしマクラで…お父さんの三平さんの爆笑エピソードをいくつか披露すると
やっぱり面白いのであり、会場の空気は一気に暖かいものに…
林家三平という昭和の爆笑王は、いまも寄席で生き続けているのだと
三平さんにとって、お父さんのネタはやはり最大の武器であり、
すると親の七光りということになってしまうのかもしれないけれど、
それを活かしていくことが実力…恵まれている人にも苦労は多いのだろうなと。
噺の方はお馴染みの「のめる」で…でもこれが上手に三平スタイルに仕上がっており、
登場人物のキャラ作りや展開にもメリハリがあって、すごくよかったのだ。
正蔵さんも自分に合った噺を演じると…いきいきと輝いてくることがあるけれど
三平さんもそれが大切だなと…今日の「のめる」は魅力がいっぱいであった。
そして小里ん師匠は「長者番付」だ。素晴らしい!聞けてよかった。
「文七元結」の前で…短めにという印象だったので…「二人旅」かな?と
そんなふうに思ったのだけど、茶店のばあさんに造り酒屋を教えてもらって、
「長者番付」が聞けるとは!するとそれなりに長い噺になるのである。
田舎者をバカにする…それで仕返しをされる…という恐怖の展開で
最初の頃、「長者番付」って大嫌いな噺だったのだが、
小満ん師匠で聞いて、この噺に親しみを感じるようになり、今では大好きで
よく録音でも聞いているけれど、小里ん師匠はさすがに絶品であった!
私は小里ん師匠は大好きで!こうした柳家の噺は、師匠に限る!
今日のトリは、お待ちかねの「文七元結」。文左衛門さんの得意ネタだ。
私もラジオデイズの録音をもっていて、よく知っているけれど、
生で聞くのは今回がはじめて。でもこれが…久々にとてつもない感動で…
「文七元結」はたくさん聞いているのに…いまさらながらこんなにも感激するとは…
吾妻橋で長兵衛さんが文七に五十両を与える場面は目がウルウルしてしまった。
お久がこしらえてくれた大切なお金…迷って…迷って…
「所詮、自分には縁のない金だったのだ」と…自らにいい聞かせ、
こんなにも辛い状況に遭遇する…「これまでしてきたことの報いなのか」と
自分自身に不満をぶつけるように…文七に財布を投げて行ってしまう。
この辺の苦しみの長兵衛さんは、他にもそのように演じられていることは
多いと思うのだけど、しかし文左衛門さんが特に印象的であったのも
やはり深い気持ちがこもって、それが落語という形に昇華されている…
完成されている…というのが大きいのだと思う。長兵衛さんの描き方に関しても
かなり現代人の感覚で…いまの感性に近い「文七元結」なのかもしれない。
落語というのは、いまの人々には理解を越えた内容を含んでいることも多いのである。
「文七元結」だって、娘が身を売って作ってくれた金を…あかの他人にくれてやる…という
現代にありえない江戸っ子の気質というのが語られるのだが、その辺の状況を
決して壊すことはなく、しかし現代の我々にも受け入れやすい形に
文左衛門さんは演じてくれているので…まるで自分のことのように…
その情景に入り込んで…気持ちを共有して、登場人物とも深く同化して…
感激でどうしようもないことになるのだ。本当に貴重な体験であり、
今日の「文七元結」は、これから長らく忘れられない宝物となるであろう。
暮れも押し迫って、いつの間にか…12月も残りの方が少なくなってしまったが、
この気持ちを大切に「文七元結」を聞こう!年が明けたら、気分も変わってしまう…

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2012年12月15日 (土)

コリン・デイヴィス 8

サー・コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場で
プッチーニの歌劇「ボエーム」から今日は第3幕と第4幕。
1979年2月16-25日にロンドンのウェンブリーで収録。
私はこの第3幕が一番好きで…透明感あふれる雪の情景…
コリン・デイヴィスが精妙に美しい響きを引き出している。
何とも素晴らしく、昨日の前半よりもやはりこちらに向いた表現だ。
第4幕の前半で春の光に満ちた…爽やかな風の吹き抜ける情景もいい。
そしてムゼッタに連れられた病のミミが登場し…一転、悲劇的な展開に
ここでもコリン・デイヴィスの求める音は実に清らかで…感動的である。
深みのある音作りは、どちらかというとワーグナー的な方向性も示しているが、
その点でも私的には、結果的に好ましく感じられるのであり、後半は絶品!
永遠の愛は死を示す「トリスタンとイゾルデ」的な世界を意識したのだが、
どうもプッチーニは、ワーグナーの音をところどころに忍ばせているようで…
これまであまり考えたことはなかったのだけど、まあ、それはいいとして…
ロドルフォがミミに付き添っての最後の二重唱で、ここは最高の名場面か…
リッチャレッリの歌に引き込まれて、音だけでも情景が目に浮かぶようである。

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2012年12月14日 (金)

コリン・デイヴィス 7

サー・コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場で
プッチーニの歌劇「ボエーム」から今日は第1幕と第2幕。
1979年2月16-25日にロンドンのウェンブリーで収録。
クリスマスが近いので…この季節は「ボエーム」である。
ホセ・カレーラスのロドルフォとカティア・リッチャレッリのミミという
当時はたいへんに話題になった…であろう配役だが、
オペラ的でしなやかな躍動感よりも…もっとしっかりとした響きで
丁寧に端正に仕上げられているのは、コリン・デイヴィスならではか。
充実した印象ではあるけれど、あまり楽しめないのは残念。
あくまでもレコードとして制作されているので、劇場的というよりも
歌のある交響曲のような感じになってしまうのであろう。
プッチーニの「ボエーム」って、特にこの前半の第1幕と第2幕では、
もっと色彩的で華やかな響きが表情豊かに輝きだすと思うのだけど、
どうもそういう感じには聞こえてこないのである。何か違う…という。
明日は後半の第3幕と第4幕を聞きたいと思う。

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2012年12月13日 (木)

落語につぶやき 185~時そば

江戸時代の時間の数え方は、
日の出から日の入までの昼間の時間を六つに区切り、
また日の入から日の出までの夜の時間を六つに区切り、
つまりは季節によって、時間(一つ)の長さが異なるのだが、
時の一つは、現在の時間で考えると約二時間ということである。
午前0時が九つであり、八つ、七つ、午前6時が明け六つ。
五つ、四つ、午後0時が再び九つ、八つ、七つと進み、
午後6時が暮れ六つだ。五つ、四つ、午前0時の九つに戻る。

「お江戸日本橋、七つ立ち」というのがあるけれど、
江戸時代の旅人は午前4時に出発したということ。
歩いての旅なので…とにかく日のあるうちに
少しでも遠くまで行きたいということであろう。

また「七つ下がりには決して墓参りをするな」という
午後4時を過ぎて、夕方の墓参りなどするものではない。

有名な「時そば」で「いま何時だい?」「九つです」というのは、
午前0時で真夜中、夜も更けて、かなり冷え込んできた頃である。
その翌日、真似をしようとしてドジを踏んだ間抜け者は、
「いま何時だい?」「四つです」…まだ午後10時ということで
焦って、時を一つ…気付かずに早く出てきてしまったのだ。
「四つ」から「九つ」に変わるときには、数が大きく変わるので
時を間違えると大失敗する…というのが「時そば」の面白さ。

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2012年12月12日 (水)

落語研究会 柳家権太楼

今日は以前に落語研究会で放送されたもので
権太楼師匠の「粗忽の釘」と「富久」の二席。
年末で「富久」を聞きたいと思っていたのだけど、
今年はこれまで機会がなくて、やっと聞けた!
ちょうど去年のこの季節に放送された「富久」である。
2010年12月の高座のようで…マクラで病気のことを話題に
というので、先日も聞いた「睨み返し」と同時期の収録だ。
これから年内は、この「富久」をじっくり楽しみたいと思う。
前半はお馴染み「粗忽の釘」だけど、私の大好きな噺で
権太楼師匠なので…これがまた実にいいな!という。

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2012年12月11日 (火)

今日の日没は…16:29

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今日の月齢は27.2で…夕方は、月は見えないのだが、
日没はというと16時29分で、夜の来るのが早い季節である。
冬至は12月21日でまだ少し先だが、日没時刻が早いのは、
12月5日と6日の二日間で16時28分だったのだ。
そして12月7日から12月13日は16時29分である。
それ以降はしだいに日没時刻が遅くなっていく。
師走の夜長で…この季節は、私は好きである。
写真は瀬谷区阿久和東にて、日没後の夕焼け。

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2012年12月10日 (月)

アルトゥール・ルービンシュタイン 3

ルービンシュタインを聞いている。少し古い1949年のモノラル録音。
ショパンのスケルツォ(全曲)を1949年6月28,29日の演奏。
スケルツォは三種類の録音が残されているが、そのうちで2番目のもの。
グラナドスの「ゴイェスカス」から第4曲「嘆き、またはマハと夜うぐいす」
ファリャの4つのスペイン風小品から第4曲「アンダルーサ」
この2曲はスケルツォの翌日で6月30日に収録されている。
アルベニスの組曲「イベリア」から第1曲「エボカシオン」
月日は不明だが、同時に録音されたのではないだろうか?
すべてハリウッドのRCAスタジオにおける録音である。
この時期のルービンシュタインはまさに重厚な響きで
よく「男性的なショパン」といわれるけれど、それにしても凄まじい。
レコードとしての仕上がりだが、現在のような緻密で正確なものではなく、
ある程度、即興的な要素も盛り込まれて…ライブ的な印象がある。
雑といえば、粗削りな感じもするけれど、その辺が迫力でもあり…
後半のグラナドス、ファリャ、アルベニスも素晴らしく、これらの作品を
ルービンシュタインは度々取り上げていたが、こうした作曲家たちと
実際に親交があったともいわれている。他にモンポウの録音も残されている。

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2012年12月 9日 (日)

東海道の風景から 15~鈴ヶ森

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立会川から鈴ヶ森へ向かう途中で海運稲荷神社。
品川区南大井1丁目だが、地図には「海運」とあったのだけど
神社には特に表記がなかった。海のそばで「海運」なのだろう。

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鈴ヶ森の刑場跡である。江戸時代のお仕置き場だ。
「東京都史跡 鈴ヶ森刑場遺跡」には驚いた。
歴史的には負の遺産だと思うのだけど…大切に扱われている。

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夜の鈴ヶ森で追剥ぎが出たという話はよく聞くけれど
なるほど…江戸時代にはそういう寂しい場所であっただろう。
平らな地形で海が近く、森に囲まれていたりしたら、それは物騒だ。
現在は賑やかな通りになっているけれど、何しろ処刑場なので
当時はまわりに人も住んでいなかったに違いない。

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東海道は鈴ヶ森で現在の第一京浜(国道15号線)と合流する。
写真は京急の大森海岸駅付近のいまの様子。
今回はここまでで…次回は大森海岸から続きを歩く。

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東海道の風景から 14~立会川

京急の立会川駅の周辺である。
坂本龍馬ゆかりの地らしく、ファンの間では有名らしい。

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品川区東大井2丁目にある仲町稲荷神社。

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立会川駅そばの弁天橋にて立会川である。
川の下流方向で東南の方角を見ている。
海が近いせいか…流れはごく緩やかだ。

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東海道に戻り、立会川を渡る浜川橋である。
別名「涙橋」とも呼ばれるそうだが、歴史は古く、
徳川家康の江戸入りの頃にまで遡るらしい。

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浜川橋(涙橋)にて立会川の上流方向を見ている。
流れは緩やかで…水の深い緑色が印象的だ。

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浜川橋を渡って、すぐ右手には天祖諏訪神社。
立会川の南側は品川区南大井1丁目である。

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天祖諏訪神社にお参り。立派な神社だ。

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東海道の風景から 13~鮫洲

一か月ぶりぐらいになるのだが、前回の東海道品川宿の続きで
今回は京急鮫洲駅をスタートし、鈴ヶ森を通って、大森海岸まで。

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鮫洲駅のすぐそばにある青雲稲荷神社。
ちょっとわかりにくいが、駅前から道筋の案内表示があった。
後ろに見えるのは、京急の高架橋である。

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同じく鮫洲駅を出て、すぐ横にある八幡神社。
隣には「魚仲買中」の神社もあった。
魚屋さんの名前がたくさんあり、商売繁盛を祈願か?

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品川区東大井2丁目にある白玉稲荷大明神。

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品川区東大井2丁目にて東海道の現在の様子。

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品川区東大井2丁目にある火防稲荷神社。

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2012年12月 8日 (土)

黒門亭で小歌・菊春・柳朝

一か月ぶりになるが、東海道品川宿の続きで
京急鮫洲駅から鈴ヶ森…そして大森海岸への旅、
13時も過ぎたので…JRの大森駅に出て、御徒町へ移動。
午後は黒門亭の第2部である。柳朝さんをお目当てに。
14時ぐらいに落語協会に到着。上では歌太郎さんの「大工調べ」。
与太郎が…あたぼうが「あたりめえだあ、べらぼうめ」の説明をして、
後半のお調べの場面もかすかに…でもほとんど聞こえてこなかった。
風が強くて…寒かったけど、殿下が自転車でお出掛けの場面に遭遇。
それでちょっと得した気分。今日の番頭さんはちよりんさんで大活躍。

第2部
三遊亭わん丈:八九升
三遊亭小歌:狂歌家主
古今亭菊春:時そば
春風亭柳朝:蛙茶番

今日ははじめての前座さんだ。三遊亭わん丈さんだった。
やはり圓丈一門の噺家さんは、たとえ前座さんでも
自分の落語を自分の言葉で喋る…というのに慣れているので
習った通りにやっているというのではない…マクラから面白いのである。
噺は圓生一門の伝統で必ず最初に習うという「八九升」。
以前にはら生さんで聞いて以来…久しぶりだ。この噺はめったに聞けない。
というのは、耳の遠いつんぼの悪口をさんざん言う噺で、定席では禁止。
しかし昔から伝わるこれぞ落語なのであり、黒門亭は事情の分かるお客ばかりで
せっかくの機会だからと…今日は「八九升」を聞かせてくれたのである。正直面白い。
つんぼの旦那を奉公人がバカにしている…というとズバリ障りがあるのだが、
耳が聞こえないことで、どうしてもやり取りにすれ違いが発生してしまった!という
そこがたいへん滑稽な情景に描かれるのであり、少しでもよい方へ理解しよう。
わん丈さんは上手かった。登場人物の描き分けもできているし、笑える動作で
少々大袈裟気味に演じることで面白いのだけれど、それが少しもわざとらしくない。
汚い悪口で不快感を与えることもなく、やり取りのすれ違いでしっかり笑いを取っている。
ぜひまたわん丈さんを聞いてみたいなと…きちんと覚えておこう!注目の存在!
続いて小歌師匠が大晦日ネタで「狂歌家主」。この噺もなかなか聞けなくて…
前に聞いたのも小歌師匠である。たしか三年前のことで同じく黒門亭であった。
家主が狂歌好きで…狂歌を言い訳に店賃を入れるのを待ってもらう…というのは、
「掛取り万歳」にも出てくるのだが、どういう違いがあるのか?というのを
今日は熱心に聞いてみた。情景としては全く別の設定なのだけど、ここに出てくる狂歌で
つまり「貧乏」をテーマにした狂歌など…その辺は共通なので、似ている印象なのである。
菊春師匠を聞くのは、はじめてかも。江戸時代の「時」の説明から、噺は「時そば」だった。
「そばをすする」「汁を飲む」「ちくわを食べる」といろいろな所作が出て来るけれど、
すする音、噛む音、飲み込む音で…効果音が重要であり、思わず食べたくなってしまった。
必ずラーメンを食べて帰ろう!と…そばでないけれど。実際に食べて帰ったのである。
今日のトリは柳朝さんで「蛙茶番」。私的には柳朝さんはいいよね!という…
お店の素人芝居で「天竺徳兵衛」だが、そのあらすじも盛り込まれているので
これが本寸法の「蛙茶番」なんだよね!という…伊勢屋の若旦那がガマ蛙の役で
それが気に入らないので来ないのだが…急遽の代役で定吉が演じることになり、
ガマが出るきっかけを打合せするのに芝居のあらすじが語られるのである。
「蛙茶番」は面白いのでかなり頻繁に掛かっているが、この辺は省略されることも多い。
柳朝さんも登場人物のキャラ作りが上手いのだが、やっぱり定吉が何ともいい!
そして今日の主役で半ちゃんだけど、小間物屋のみい坊が見に来ているよ…
半ちゃんの舞台番を見たい…といっているよ!と聞かされると
急にデレデレになって、だらしなくなってしまう半ちゃん、実によかったのだ!
この噺はきっと演じる方も楽しいのだろうし、だからこそ…こちらもまた爆笑となって
会場全体がひとつになれるという…明るく盛り上がるのにぴったりの噺だ。
ということで、今日は天気もよかったし、充実した一日を過ごすことができた。

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今日の演目とお見送りの番頭さんはちよりんさん!

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2012年12月 7日 (金)

アマデウス四重奏団 6

アマデウス四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲を
録音年代順に聞いている。第10番「ハープ」と第11番「セリオーソ」。
1960年5,6月にハノーヴァーのベートーヴェン・ザールで収録。
いつもながら骨太なベートーヴェンで…この濃密さには圧倒される。
すっかり夢中になり、私的にはこの感動は最高の喜びである。
今さら指摘するまでもないけれど、終楽章の変奏曲に象徴されるように
あらゆる作曲技法を盛り込んだ「ハープ」の変化に富んで…多様な響き、
そして「セリオーソ」となると…まるで現代音楽のような緻密さであり、
その複雑な作風といったら…いくら聞いても興味は尽きないのだが、
それらの特徴は、今日的な鋭く鮮やかな表現で顕著となるのだろうけれど
アマデウス四重奏団は、それとも違った豪快な演奏を聞かせるのであり、
これがまた…実に素晴らしいのである。ベートーヴェンの音楽を
よりベートーヴェンらしく響かせる方法をしっかり心得ているのであり、
とにかく説得力に満ちている。50年前という懐かしい印象はあるが、
この演奏が輝きを失うことはないし、21世紀の現在に聞いても
その音楽はいま目の前で生まれているような迫力だ。これぞ名演!

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2012年12月 6日 (木)

三田落語会 入船亭扇遊

iTunesで配信されている三田落語会の録音から
今日は第11回三田落語会(夜席)の扇遊師匠。
2010年12月18日に仏教伝道センターホールで収録。
昨日の前半に続いて、仲入り後の扇遊師匠は「三枚起請」。
この前に喜多八殿下が出演しているそうだが、
残念ながらそちらの録音「粗忽の釘」は配信されていない。
これぞ落語だな…という噺で「三枚起請」だが、久しぶりである。
今の噺家ではさん喬師匠の録音が絶品で好きなのだが、
扇遊師匠も実にいいのである。登場人物の描き分けで
難しい噺といえるのだろうが、そこが魅力でもあり…
人物のやり取りがいきいきと豊かに描写されていると
本当に素晴らしくて、面白いな…という。情景に引き込まれる。

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2012年12月 5日 (水)

三田落語会 扇遊・権太楼

iTunesで配信されている三田落語会の録音から
今日は第11回三田落語会(夜席)の扇遊師匠と権太楼師匠。
2010年12月18日に仏教伝道センターホールで収録。
前半で扇遊師匠の「蜘蛛駕籠」と権太楼師匠の「睨み返し」を聞いている。
二年前の12月の高座で…大晦日の「睨み返し」を聞きたいという…
そしてこの録音の貴重なところは、権太楼師匠が少し前の11月に倒れて、
それから一か月の復活の高座なのである。一年を振り返るというのもあるし、
長いマクラでいろいろな話が聞けるという…面白いし、実に興味深い録音。
マクラを20分ほど…そして噺は「睨み返し」という50分弱の一席である。
いま思うと…きっと無理を押して、かなり辛い状況で高座を務めているのだと
想像できるのだけど、そうした空気は微塵も感じさせない…テンションは高く、
会場中を爆笑に導いて、本当に素晴らしい「睨み返し」。笑いつつ…感動!
お馴染みの掛取りネタで「睨み返し」だが、これが実に権太楼師匠ならではで
聞きまくっている噺なのだけど、新鮮な喜びを感じつつ、楽しんだ。最高!
扇遊師匠も心地よくって、明日は後半の「三枚起請」を聞きたいと思う。

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2012年12月 4日 (火)

チューリヒ・トーンハレ2009/2010

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
ブラームスの交響曲全集より今日は第1番を聞いている。
2010年4月14,15日にチューリヒ・トーンハレでライブ収録。
ずいぶん前に買ってきて、長らく置いてしまったのだが、
評判になったジンマンのブラームスをいよいよ聞きはじめた。
このスムーズな流れは、やはり一番の特長であると思うのだけど
音楽の進行を妨げるものが一切ない…澱みなく流れる…という点でも
極めて自然体な表現であるということがいえて、その辺は魅力でもあり、
ドイツ的な重厚な演奏とは対極にあるというので、好みはわかれるのか?
私は基本的にこの手の解釈は肯定的であり、爽やかで快適な仕上がりは
大いに歓迎するのだが、でも一方で重いブラームスが聞きたい…という
そういう気持ちも復活してきているのは実感としてあるので、やはり軽く薄い。
しかしこの透明感は、評価したいところでもある。昨日のギーレンと比べると
刺激となる荒々しさや力強さもジンマンの場合にはそれほど強調されないので、
とにかく滑らかにすべてを整理整頓して、完璧な平衡感覚を整えたいのであり、
聞いていて、音楽に飲み込まれるという感動は存在しないのである。
つまらないということもないが、特別にどうということも起こらないし、
とことん平均点を追及して、ズレのないところを突いていくと
こうなるのではないか。まさしく現代のスタンダードというべき存在である。

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2012年12月 3日 (月)

南西ドイツ放送交響楽団

ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲第9番「合唱付き」…12月ということもあり。
1999年7月15,16日にフライブルクのコンチェルトハウスで収録。
余韻に浸っているような隙も与えない…とにかくよく流れる演奏で
非常に勢い込んで…前へ前へと突き進むギーレンらしい解釈である。
実に戦闘態勢にあるベートーヴェンというか、力強い主張に圧倒され、
嵐のように荒れ狂う…剥き出しの激しさ、この壮絶さも独特であろう。
いわゆる深い響きに心から感動するベートーヴェンではないけれど、
しかしこれが…第1楽章から順に聞き進んでいくにつれて、
音楽がしだいに体の中に染みこんでくるのがはっきりとわかるのであり、
第4楽章も後半へ上り詰めていく中で…何とも熱い喜びが込み上げてくる。
その辺の考え抜かれたギーレンの設計意図は見事としかいいようがない。
私はギーレンが大好きで、大いに贔屓目があることは認めつつ…
万人に受けるベートーヴェンではないのかもしれないけれど、
でもこれはいい演奏であると思うし、ますますギーレン最高!

Hanssler CD 93.285

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2012年12月 2日 (日)

横浜の風景から 276

この週末は東京へ行こうと考えていたのだけど
昨日も今日も朝起きると曇っていて、そして寒く…
この寒さですっかり意気地がなくなってしまうのであり、
さすがに12月の頭では、コートを着込んで、手袋して…
というわけにもいかないので、外部での長時間の滞在は
体に堪えて、厳しいのである。ちょっと情けないが…

それで今日は昼から境川の方面に出掛けて、
行ってみたいラーメン家さんがあるので
のんびりと大和市を目指してみた。

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瀬谷区阿久和東、阿久和西、宮沢、南台、下瀬谷と来て、
中原街道に出た。新道大橋で境川を渡ると大和市である。

大和市上和田で中原街道を歩き、藤沢街道を越えて、
小田急の踏切を渡ったところ…大和市福田にある
家系ラーメンの「熱烈家」に行きたかったのだが、
調べてあった場所に店がない。間違えたのか?
勘違いか?周辺を歩き回って、しかし見つからず…
高座渋谷に近づいてしまったので、戻ることにして…
帰ってから調べ直したところ…閉店してしまったらしい。

熱烈家はあきらめて…瀬谷区瀬谷6丁目の厚木街道沿いで
「壱六家」に行ってみようと再び歩いて…歩いて…歩いて…

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大和市深見から境橋で境川を渡ると横浜市である。
下流方向を見ており、左側が瀬谷区橋戸3丁目。

壱六家のところへ来ると…名前が変わってしまった!
そして午後で…店は休憩中。なんということ。腹へった!
仕方なく、そのまま厚木街道を歩いて、三ツ境駅の近くで
「らーめんの店 梶」へ行こうと…15時をまわってしまったのだが、
するとこちらも「支度中」。今日はすっかりラーメンに見放された。

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ついに近くまで帰ってきてしまったのだけど、
執念というか…これまであまりに地元すぎて、
かえって行ったことがなかった「八ちゃんラーメン」。
今日はみそラーメンを注文。ちじれ細麺の昔ながらの味。
あっさりとしたみそ味で…ラーメン・ファンの間では
なかなか評判の店なのだけど、なるほどおいしかった。
近いし、いつでも行けるので…また食べに行こう!

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いつもながら善部神明社にお参りして、16時前に帰宅。
寒かったけど、最後にみそラーメンを食べられたので、幸せ。

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2012年12月 1日 (土)

イヴァン・モラヴェッツ 5

1960年代のイヴァン・モラヴェッツを聞いている。
ショパンの24の前奏曲とドビュッシーの前奏曲を5曲。
前奏曲集第1巻から「沈める寺」「アナカプリの丘」
そして「音と香りは夕暮れの大気に漂う」
前奏曲集第2巻から「月の光がふりそそぐテラス」「花火」
1965年の演奏だが、ドビュッシーはニューヨークでの録音。
何とも魅力的な演奏で…私はすっかり夢中になってしまう。
録音は古いが、モラヴェッツの音はいつもながら美しい響き。
表現もまた実に練り上げられたもので、音楽への愛情にあふれ、
表情豊かな歌心に満ちた演奏。モラヴェッツの若き日の記録だが、
その成熟した音楽は独特。こういう演奏こそ大切にしたいのであり、
今日ではなかなか出会えない味わいの名演である。

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