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2012年12月 3日 (月)

南西ドイツ放送交響楽団

ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は交響曲第9番「合唱付き」…12月ということもあり。
1999年7月15,16日にフライブルクのコンチェルトハウスで収録。
余韻に浸っているような隙も与えない…とにかくよく流れる演奏で
非常に勢い込んで…前へ前へと突き進むギーレンらしい解釈である。
実に戦闘態勢にあるベートーヴェンというか、力強い主張に圧倒され、
嵐のように荒れ狂う…剥き出しの激しさ、この壮絶さも独特であろう。
いわゆる深い響きに心から感動するベートーヴェンではないけれど、
しかしこれが…第1楽章から順に聞き進んでいくにつれて、
音楽がしだいに体の中に染みこんでくるのがはっきりとわかるのであり、
第4楽章も後半へ上り詰めていく中で…何とも熱い喜びが込み上げてくる。
その辺の考え抜かれたギーレンの設計意図は見事としかいいようがない。
私はギーレンが大好きで、大いに贔屓目があることは認めつつ…
万人に受けるベートーヴェンではないのかもしれないけれど、
でもこれはいい演奏であると思うし、ますますギーレン最高!

Hanssler CD 93.285

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