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2013年1月21日 (月)

チューリヒ・トーンハレ2009/2010

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
ブラームスの交響曲全集より今日は第2番を聞いている。
2010年4月14,15日にチューリヒ・トーンハレでライブ収録。
非常に注意深くバランスをコントロールすることで、
この演奏が実現していると思うのだが、細部にまでクリアな響きで
独特な透明感、爽やかな風が吹き抜け…となっているけれど
それは心地よくもあり…一方で何か物足りなさがあるのも事実。
基本的には…私はジンマンのアプローチは大いに好みであり、
興味もあるし、評価もしているのだけど、この温度の低さは気になる。
例えば…ずっと抑えて…抑えて…精妙に音楽を進行させ、
終楽章でついに…一気に盛り上がる…情熱を発散させる!
というやり方もあるわけだが、ジンマンのここでの演奏は、
最後まで一貫した統一感により…スマート!クール!
ついに感情が爆発する瞬間は存在しなかった。
どこかにそうした…頂点を築いてほしかった気もするのだけれど、
いかがであろうか。でも…そうはいっても解釈は優れているし、
演奏も素晴らしいし、そして何より美しい音楽である。

RCA 88697 93349 2

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