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2013年1月13日 (日)

黒門亭で萬窓・三寿・正朝

今日はお昼から家を出て、夜の「小満んの会」の前に黒門亭へ。
東京駅から中央線でお茶の水へ行き、神田明神にお参り。
参拝客のすごい行列だった。お参りに15分ぐらい並んだ。
初詣という時期でもないけれど、新年最初の三連休ということか。
思っていたより遅くなってしまったけれど、急ぎ上野黒門町へ。


20130113b1

黒門亭の新年のお飾り。今年も「御慶」のポスターに出迎えられる。

第2部
柳家花どん:道灌
三遊亭萬窓:山崎屋
柳家三寿:かつぎや
春風亭正朝:七段目

今日の前座さんは花どんさんで「道灌」。上手い!
そして萬窓師匠が吉原に関するマクラなのだが、
吉原のことを「北国」と呼び、花魁道中や遊女三千人の話題で
すると…噺に入って「山崎屋」である!マクラで吉原に関する説明もあり、
つまりはきちんとオチまで。これはうれしい。そして実によかった。
番頭さんの策略で…見事に花魁を若旦那のお嫁さんに迎えることができ、
ある日…旦那が「お前さんはどこの国にお仕えしていたのかい?」というと
「北国ざます」…つまりは吉原にいたということなのだけど…
「お国入りの道中は駕籠で行くのかい?」「駕籠はご法度ざます」
吉原の大門内へは、駕籠や馬で出入りすることを禁じられていたという。
「すると歩くのかい?お前には六十六部が憑いているのかね」
「いいえ、三分で新造が付きんした」というような…
「山崎屋」のオチにつながる部分であり、いい噺が聞けた!
続いて、三寿師匠。はじめてである。聞いてみたかった。
噺は「かつぎや」だ。先週の小満ん師匠の「かつぎや」と同じだったので
これが「かつぎや」の本寸法なのだな…ということがわかった。
元日の朝、定吉が一番に起きてきて、権助が井戸の初水を汲み、
店のもの、勢揃いでお雑煮をご馳走になる。餅から折れ釘が出て、
番頭さんが「金持ちになる」というと…権助は「この身代、もちかねる」って
年始参りに来てくれた人の帳付けをして、早桶屋の白兵衛さんが来て、
元日はこのようなところだが…そして二日になると初夢であり、
船屋さんが「宝船」を売りに来て、おめでたいこと尽くしで「七福神」となる。
しかし思い出すと今回は、船屋さんが「下谷の長者町」や「浅草の寿町」など
縁起のいい町名を並べて、あちこちと移り住む場面はなかった。
この辺は時計を見て、省略されたのかも。お節料理を食べるところはあり。
今日のトリは正朝師匠でお馴染みの「七段目」。噺がそれほど長くないので
その分、芝居に関するマクラをたっぷりで面白かった。
よかったのは、若旦那と定吉の七段目の素人芝居は鳴り物入り。
ちらっと見えたのだけど、鳴り物のお手伝いはわさびさん。
このような黒門亭第2部で、終演後、急ぎ三越前の日本橋亭へ。

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今日の演目と番頭は金八さん。

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