« チューリヒ・トーンハレ2009/2010 | トップページ | ミケランジェリの1970年代 2 »

2013年1月22日 (火)

三田落語会 柳家さん喬

iTunesで配信されている三田落語会の録音から
第10回三田落語会(夜席)のさん喬師匠を聞いている。
2010年10月23日に仏教伝道センターホールで収録。
「長短」と「文七元結」の二席で…去年からの宿題を
年を越して、いまやっているという感じになってしまったが、
年末の噺で「文七元結」である。いつ聞いてもいい噺だが、
ちょっと時期が遅れてしまったのは、残念ではあるけれど、
でもやっぱり感動的であり、さん喬師匠なので聞きほれる。
長兵衛のかみさんだが、お久の実の母ではないという設定だ。
これは圓生師匠などもそうなのだけど…どうも私は好きでない。
やはり実の娘だからこそ…突然にいなくなってしまって、
狂わんばかりに心配している…という、その方が自然な気がして。
血のつながりのない母と娘というのは、少々わざとらしい気がして。
さん喬師匠の長兵衛さんは本当に優しい…いい人だ。
ちょっといい人すぎる…というぐらいに。その辺が何ともさん喬師匠。
たいへん夜遅くなって、文七が吾妻橋から店に帰ってきて、
五十両の金が百両になってしまい、旦那と番頭さんと会話する場面、
長兵衛さんから聞いたお久の話を思い出し…というところは、
さん喬師匠は極めてシンプルに描いている。
この辺は、物語の流れで…私はすごくいいと思った。
前半はお馴染みの「長短」だが、長めのマクラが面白いし、
長さんと短七さんのやり取りも絶品で…素晴らしい「長短」だ!

|

« チューリヒ・トーンハレ2009/2010 | トップページ | ミケランジェリの1970年代 2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/56602216

この記事へのトラックバック一覧です: 三田落語会 柳家さん喬:

« チューリヒ・トーンハレ2009/2010 | トップページ | ミケランジェリの1970年代 2 »