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2013年2月10日 (日)

落語につぶやき 192~お里の伝

小満ん師匠の「在庫棚卸し」の会で聞いてきた「お里の伝」。
圓朝作「操競女学校(みさおくらべおんながっこう)」の一編である。
はじめて聞いたが、あらすじなどを忘れないうちに復習しておきたい。

永井源助の元へ奉公をさせてほしいとお里という娘が連れられてきた。
給金の替わりに剣術の修行をさせてほしいと屋敷奉公することになる。
元禄も終わりに近づいたある日、屋敷の外が騒がしく、読売を手に入れると
赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、主君の仇を討ったというものだった。
その話を聞いたお里は突然に泣き出し、訳を聞いてみると
自分もまた親の仇討ちを成し遂げるために剣術の修行をしていると
本当の訳を話しだす。それを聞いた永井源助は、その日から
剣術の指導にもますます身を入れ、月日は流れ、お里はついに
免許皆伝を得ることとなった。仇敵の岩淵伝内は名を変えて、
江戸勤めをしていると聞き、お里は七十五の屋敷に奉公をして、
いつか仇に巡り会わんと探し続けていた。そんなある日、酒の席で
小泉文内という男が酔いに任せて、昔の色事を語りだし、
母を口説き、それを責めた父を討ち果たして、逃走しようとする伝内に
短刀を投げつけ、母が負わした肩の傷も確認し、仇敵であることが知れる。
お里は永井源助の元へ駆けつけ、藩に仇討ち願いを出し、
捕えられた岩淵伝内と殿の面前での仇討ち試合が行われることとなる。
永井源助の助太刀もあり、お里は見事に仇討ち本懐を遂げ、
村瀬東馬の息子を養子に迎え、取り潰しとなった尼崎家の再興も叶った。

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