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2013年2月12日 (火)

ゲルネとエッシェンバッハ

マティアス・ゲルネの歌うシューベルトの歌曲集「白鳥の歌」。
ピアノはクリストフ・エッシェンバッハである。
2008年の歌曲集「美しい水車小屋の娘」に続いての協演。
2010年2月と2011年1月にベルリンのテルデックス・スタジオで収録。
「秋 D.945」を6曲目に追加し、全15曲による「白鳥の歌」である。
このCDは、実は発売を見逃していたのだが、最近になって知って、
買いに行くまで待ちきれずに…ネットで取り寄せてしまった。
今日は早速に聞いている。期待通りの素晴らしい演奏である。
マティアス・ゲルネの「白鳥の歌」は、ブレンデルとの録音も絶賛したが、
なんと十年も経たぬうちに…今度はエッシェンバッハとの協演が実現!
集中力と緊張感に満ちたマティアス・ゲルネの歌唱に対して、
エッシェンバッハが実に柔らかい音色、優しさに満ちた響きを引き出して、
恐るべき繊細な弱音を駆使することで…これまでに聞いたことのないような
奥行きと深みのある世界を描き出すことに成功している。
ゲルネとエッシェンバッハのデュオは、まさに絶妙なバランス感覚で
何かがちょっと狂っただけでもすべてが台無しになってしまうような…
本当にギリギリのところにある奇跡のような音楽を聞かせてくれている。

Harmonia Mundi HMC 902139.40

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