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2013年3月11日 (月)

落語につぶやき 193~石返し

昨日の小満ん師匠の会で聞いてきた「石返し」。
はじめて聞いた。演目は知っていたのだけど。
落語事典で調べると「鍋屋敷」という別名もあるそうだ。
番町の鍋屋敷というので、この別名も知っているような。
ということで…今回もあらすじを記録しておこう。
落語事典の筋書きとは少し異なるが、小満ん師匠の噺。

与太郎はお父っつぁんの商売で夜鷹そば屋を手伝っているが、
今日は疝気が出たからと与太郎にひとりで商売に行って来いと
売り声の練習で「そ~ば~う~うぁ~う~」。いろいろ売り方を教わるが、
夜鷹そばなどという商売は、表通りではなく…裏の静かな場所で商うものだと
それで与太郎は番町の方へ…片側が石垣、片側が濠という…寂しい場所で
さるお屋敷だが…上の方から声がかかり、ここは番町の鍋屋敷と囁かれる…
騙されて、売り物をみんな取られてしまうという…慣れた商人は近寄らない…
与太郎はそんなことは知らないので…そばはいくつあるのか?五十で。
総仕舞にしてつかわす…鍋を下すのでそばは鍋に、汁は徳利に
与太郎はまんまと騙されて、すっかり取られてしまった。
お勘定をいただきたいのですが…金を投げると濠に落ちてもならぬ。
表門にまわると門番がおるので…そこに行ってもらえ…と上から指図が。
門番に訳を話すとそれは狸の仕業だ。狸のことで金など払えぬ。
六尺棒を振るわれて、追い払われてしまった。仕方なく与太郎は帰ってきて、
お父っつぁんに事の次第を話すと…それは番町の鍋屋敷だ。怒りだして、
これから意趣返しに行くと…行燈を張り替えて、そこに「汁粉屋」と書き、
与太郎を連れて、再び鍋屋敷へ。するとまた…上から声がかかり、
総仕舞にしてつかわすと鍋が下りてきた。明かりを消して、鍋を外してしまい、
近くに転がっていた大きな石をくくり付け、これは重いぞと上げていくと…
何だこれは!石ではないか…先ほどの石返しでございます(というオチ)。

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