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2013年3月 5日 (火)

カラヤンの1970年代 19

今週はカラヤン指揮ベルリンフィルによる
楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いている。
今日は第1幕第5場と第2幕の前半で第2場の途中まで…
1971年12月2-4,6-10,13日と1972年1月10日に
ベルリンのイエス・キリスト教会で収録されている。
素晴らしい!カラヤンの指揮は圧倒的だ。ひたすら感動する。
第1幕の終わりで…愛の媚薬の力でトリスタンとイゾルデは結ばれ、
そしてこの第2幕第2場までが、全体でも最も高揚する場面であろう。
つまりは…今日はその盛り上がりの情景に接しているので興奮である。
第2幕の前奏曲から第1場…そして第2場での再会の場面まで
カラヤンは圧倒的な迫力で、その情熱を劇的に聞かせていくが、
続く有名な密会の場面で…愛の情景へと移ると…テンポを落として、
優しさに満ちた…その美しさといったら、なんと表現すればいいのか!
ここについては、カラヤンを越える演奏には決して出会えないであろう。
「トリスタンとイゾルデ」は、この十年後にクライバーの名演が存在し、
おそらくワグネリアンの間でもクライバーの演奏を取る人も多いのだろうが、
このカラヤンの演奏も忘れられない。1970年代では最上の演奏だと思う。

CDR813/814/815/816

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