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2013年3月31日 (日)

3月31日の感想

3月31日というと余一会か…それはいいとして。
昼から出掛けようとすると時計が止まっていた。
この腕時計は、私が大学1年生の夏で…
はじめて家庭教師のバイトのお給料で買った時計。
当時、2万5000円ぐらいだったのだが、
電池を何度も交換して、大切に使ってきた。
しかし去年の新年に電池を交換した際に…
中の油が切れているから…電池の寿命の二年より
短くて止まってしまったら、もう寿命といわれて…
それで今日、1年2か月で止まってしまったのだ。
ついにこの腕時計も役割を終えたのか…寂しい。

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2013年3月30日 (土)

タマーシュ・ヴァーシャリ 2

タマーシュ・ヴァーシャリによる1970年代の名盤で
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聞いている。
ユーリ・アーノロヴィチ指揮ロンドン交響楽団と協演。
1976年4月にロンドンのワトフォード・タウンホールで収録。
今日的なシャープな仕上がりではなく、濃厚な表情付けであり、
端正な造形というよりは、極めて起伏に富んだ表現で
しかしそこが何とも感動的というか…はまってしまう。
想い入れたっぷりの豊かな歌であり、深みのある音色、
その点では今回もアーノロヴィチの指揮が充実の極みである。
1975年から1977年にかけてのヴァーシャリによるラフマニノフは、
名盤とされながらも…どこか過去のものという印象もあるのだが、
こうして聞いていると全く色褪せていないし、本当に瑞々しい叙情性で
録音も素晴らしく、代表盤として、もっと高く評価されるべきである。

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2013年3月29日 (金)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
いよいよ今シーズン(2012/2013)の演奏で交響曲第3番「英雄」。
2012年10月18,19日にミュンヘンのヘルクレスザールでライブ収録。
なんて素晴らしい演奏であろう。うれしくなってしまうような心地よさ。
直近のヤンソンスを聞くことができるのだが、思ったよりもシンプルな響きで…
歯切れのいいスッキリとした音作りは、古典的な要素を強調しているのであり、
どこかピリオド的な方向性も感じさせなくはない。ヤンソンスの解釈は、
時代考証でピリオド奏法に傾倒するという演奏ではなくて、これまでも…
伝統の上に成り立つベートーヴェンらしい響きというのを聞かせていたのだが、
「英雄」という作品を必要以上に誇大させるのではない…ハイドン的ともいえる…
このまとまりのよさ、軽やかな足取り…本当に魅力的な演奏であると思う。
奇をてらうことはせずに…しかしどこを聞いても新鮮な感覚にあふれており、
勢いと流麗さで…時間を感じさせない…感動的な名演だ。実にいい!

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2013年3月28日 (木)

横浜の風景から 304~満開の桜

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泉区新橋町のお馴染み!中丸家長屋門。

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桜が満開だが、今日は晴れて、汗ばむ陽気で、
これで風が吹いたら、今年の桜ももう終わりか…

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2013年3月27日 (水)

落語につぶやき 196~羽衣

先週の柳家小満んの会で聞いてきた「羽衣」という噺。
三保の松原の漁師で伯龍が、天女に女房になってくれたら
羽衣を返してやると…それで返したら…そのまま天に上ってしまった…
というお馴染みの噺なのだけど、「羽衣伝説」のひとつということか、
伯龍と天女が、落語風にアレンジされているのが特長であり、
落語事典も参照してみたが、橘家圓喬の速記によるものなのか?
「嫁に行って、挨拶にまわるのに羽衣がいるから返しておくれ」
「ウソをつくものかね…あたしゃホントにお前の女房になるよ」と
天女が啖呵を切るとある。もちろん天女は、啖呵は切らないわけで…
それで伯龍が背中に羽衣をかけてやると…天女はまっすぐ天空へ
雲の中から顔を出して、「今のはみんな空ごとさ」というオチ。

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2013年3月26日 (火)

ザルツブルク音楽祭2011

ピエール・ブーレーズ指揮ウィーンフィルによる
ザルツブルク音楽祭2011からのライブ盤で
マーラーの嘆きの歌(1898/99年版)とベルクの「ルル」組曲。
マーラーでは、ドロテア・レシュマン、アンナ・ラルソン、
ヨハン・ボータ、ウィーン国立歌劇場合唱団が加わっている。
そして「ルル」組曲は、アンナ・プロハスカの独唱である。
2011年7月にザルツブルクの祝祭大劇場で収録。
ザルツブルク音楽祭のサイトでプログラムを確認してみると
7月28日と31日の二日間、この選曲による演奏会が行われ、
演奏順は、最初に「ルル」組曲、そして同じくベルクの「ワイン」、
そして後半がマーラーの「嘆きの歌」だったようだ。
ブーレーズのマーラー・チクルスの完結編とあるが、
なるほど…考えてみるとそういうことになる。
交響曲の全曲と主要な歌曲はすべて録音されており、
最初の頃に交響詩「葬送」も収録されているので、
「花の章」はなかったように思うが、この「嘆きの歌」で完成だ。
どうも私は「嘆きの歌」はあまり馴染みがないのだが、
「巨人」や「復活」の響きがいろいろなところから聞こえてきて、
その辺で楽しめればいいのかなと…そんな程度で失礼。
それよりもさすがにブーレーズといえるのは、やはり「ルル」の方だ。
はじまるとその音色にゾクゾク来てしまった。これはすごい!
ウィーンフィルの魅力も全開だけど、ブーレーズの設計は完璧。

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2013年3月25日 (月)

クリストフ・エッシェンバッハ 3

1970年代の半ばに…クリストフ・エッシェンバッハは、
ピアノ教則本の練習者たちのお手本となる録音を行い、
その中で「ソナタ・アルバム2」の3枚については、
20年前の最初にCD化された段階で買ってあったのだが、
「ソナタ・アルバム1」については、これまでもっていなかったので
つい最近、再発売されたので、3枚まとめて買ってきた。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと1枚ずつに収められている。
今日は「ソナタ・アルバム1-1」ということでハイドンのピアノ・ソナタを5曲。
ハ長調 Hob.XVI-35、ト長調 Hob.XVI-27、ニ長調 Hob.XVI-37、
嬰ハ短調 Hob.XVI-36、ホ短調 Hob.XVI-34
1974年6月にラス・パルマスで収録されている。
若き日のエッシェンバッハによる勢いに満ちて、爽快感すら漂う名演だ。
しかし教育目的ということもあるので、スコアに誠実な演奏ではあると思う。
ブレンデルのような面白さはないし、表情付けについても抑制されている。
その点については、現在の巨匠エッシェンバッハが、ハイドンの音楽を
心から楽しみつつ…より自由な発想を展開させたなら…
さらにさらに美しく豊かな音楽が響くであろうことは間違いない。
練習用というのではなくて、鑑賞の上でも実に素晴らしいのだが、
でもさすがにハイドンのソナタが5曲並ぶと少々単調にも感じられるか?

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2013年3月24日 (日)

横浜の風景から 303~大岡川の桜

有名な大岡川の桜だが、桜木町から京急の南太田の付近まで
大岡川に沿って、歩いてみた。桜は満開。実にきれいだった。

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桜木町から大岡川に出たところで大江橋。

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続いて都橋である。この辺りから花見のコースか?

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宮川橋にて。この左の川に沿っての建物って、有名か?
ちょっとアジア的な印象で…独特。野毛のあたり?

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宮川橋のすぐ横にある桜。満開。

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長者橋にて。京急の日ノ出町の近くである。

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旭橋にて。

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黄金橋にて。

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太田橋にて。京急の黄金町の近くである。

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道慶橋にて。左に京急の高架橋が見える。

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一本橋にて。京急南太田の近くだが、
この辺で大岡川と京急とが離れてしまうので
今回の花見散策はこれにて終了。

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2013年3月23日 (土)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2011/2012シーズンの演奏から交響曲第4番と第5番。
2012年5月17,18日にミュンヘンのヘルクレスザールでライブ収録。
ごく最近の演奏となったが、第4番は冒頭から非常に深みのある響きで
全体に重厚な仕上がりにも感じられて、素晴らしい。渋い印象もある。
ヤンソンスは以前から誠実な音楽で、何か特別なことをしよう…
という人ではないのだが、その普遍性、完成度はここに極まっており、
とにかく聞いていて、発見とか新しさよりも…古くから慣れ親しんだもの
伝統の中でこうあるべきだ…というのを何より受け継いでいるのであって、
しかしその音楽は喜びにあふれ、聞いていて熱くなってしまうのだから
やはりこういうベートーヴェンこそが名演であると私は思っている。
そして第5番だが、作品の方向性として、緊張感が強まるけれど、
何ともいい響き。よくいわれるけれど…カラヤンを思わせるものがある。
全体にバイエルン放送交響楽団の音がいい!やはりそれもある。
第3楽章の苦悩の響きを乗り越えた…第4楽章の輝かしさ!
その素晴らしさといったら、何ともいいようがなく…圧倒的感動。

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2013年3月22日 (金)

今日の月は…月齢10.3

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午後、東の空に月齢10.3の月が見えた。
14時17分に東の空であまり高くない位置である。
これからの暦をみると3月27日が満月(月齢15.3)。

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横浜の風景から 302

昨日と今日で一気に桜が咲いたようだ。
五分咲きの少し手前ぐらい?
近所の桜ということで旭区善部町にて。

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善部町第二公園の桜

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善部町第一公園の桜

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そして先日も見ている善部町公園。

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こちらも善部町公園で桜並木。

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2013年3月21日 (木)

3月21日の感想

今日は両親と鎌倉の墓地にお墓参りに行ってきた。
月村家はキリスト教なので…お彼岸は関係ないのだけれど
春になって、暖かくなったし、久しぶりになってしまったので…
鎌倉というところは、土日、祝日は、車はとても入れないので
平日を選んで出掛けているのだが、さすがに世の中も春なのか…
戸塚の近辺で渋滞、大船から鎌倉へ入るところでも渋滞、
普段の倍近く時間がかかってしまって、たいへんだった。
なぜかいつも帰りはスムーズで…鎌倉から逃げ出す方が楽!

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2013年3月20日 (水)

横浜の風景から 301~枝垂れ桜

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桜はまだまだだが、こちらは泉区岡津町の西林寺。
有名な枝垂れ桜である。少し早い。

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樹齢160年の枝垂れ桜だそうだ。

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下から見るとすごい迫力。
たくさんの人が訪れていた。

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横浜の風景から 300~桜はまだ

今日は春分の日で…午後、桜を見に出掛けたのだが、
こちらはまだ…という印象。ちらほら咲いただけで。

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泉区新橋町の神明台のグランド脇にある桜である。

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こちらは市営新橋住宅の桜。まだまだ。

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先日に続いて、中丸家長屋門。ちょっとだけ咲いている。

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泉区新橋町の五霊社にお参り。

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2013年3月19日 (火)

落語につぶやき 195~花見心中

昨日の柳家小満んの会で聞いてきた「花見心中」という噺。
落語事典で調べると…名人の橘家圓喬の速記が残っているそうだ。
やはり他にやり手なし…とあるので、小満ん師匠ならではの貴重な一席。
思い出しつつ、落語事典を参照しつつ…あらすじを記録しておく。
「花見」とあるけれど、心中の様子が花見みたいな…というので、
季節はこの桜の時期というわけではなくて、花見を連想させるというので
そこがこの春に聞くには、何とも粋な演出というか、味わいだ!

年号が慶応から明治に変わる幕末維新の混乱期であり、
上方者の善次郎は、重兵衛という知り合いをたどって、江戸に出てきた。
しかし重兵衛は、所帯をたたんで、国に戻ってしまった後で
重兵衛の世話人という男が面倒を見てくれて、江戸に残ってみたものの
何をやってもうまくいかず、豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえと
ついに見放されたものだから、桜の木で首をつろうと向島の土手へ来る。
木に上っていると…下では、若い男女が心中の相談をはじめて、
この世で添い遂げられないのなら、来世で添い遂げようと…
毛氈を広げ、傘を開き、心中の始末をする人に迷惑がかかるからと
傍らには十両の金を用意して、いざ!刀を抜いて振りかぶると
刃先が木の上の善次郎の顔の目の前に来たものだから
驚いて、木から落ちてしまう。心中者のふたりも驚き逃げ出して、
残った十両の金を拝借してしまった。一応、大家に相談はしたものの
混乱の江戸であり、届け出ても無駄だと家賃を払って、借金を返し、
それを元手に…心を入れ替え、呉服の商売をはじめる。すると今度は
何もかもがうまくいきはじめ、表店を構えた数年が過ぎたある日のこと…
その心中者の夫婦が子供の袴を探しに店に現れた。善次郎は…
残してくれた十両の金のおかげで店をここまでにすることができました。
一方の心中夫婦も…あのとき逃げたおかげで…家族に見つかってしまい、
そこまでするのならと親の許しを得て、夫婦になることができました。
そして子供までなすことができ…あなたさまは命の親でございます。
三人が口をそろえて、「命の親」「命の親」と繰り返しているところへ
奥から出てきた善次郎の母が、「善次郎の親は私ですよ!」というオチ。

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2013年3月18日 (月)

第115回 柳家小満んの会

今日はまた春の嵐で…でも日中は晴れていたので
神奈川県庁に年度末の書類を提出に行って、
それが受付終了時刻の16時半の少し前で
開港記念会館を眺めつつ…関内をぶらぶら…
そして有隣堂で時間調整をして、17時もまわって、
いつもながらの「おはな商店」で豚骨ラーメンの食事。
おいしかった。腹ごしらえもできたので、関内ホールへ!
夜は柳家小満んの会である。これが何よりもの幸せ!

古今亭半輔:寄合酒
柳家小満ん:羽衣
柳家小満ん:花見心中
柳家小満ん:山崎屋

今日の三席は…「天女」「心中」「花魁」という噺なのだけど、
一席目は「羽衣」で…もちろんはじめて聞いたのだが、
これは三保の松原の漁師で伯龍が、天女に女房になってくれたら
羽衣を返してやると…それで返したら…そのまま天に上っていってしまった…
という有名な噺であり、でも少々落語ならではの様子にアレンジされているのが、
飲んだくれの伯龍が、今日も酔っ払って、かなり柄の悪い印象で笑えるのと
天女さんを口説くのも「俺の色になってくれよ!」なのであり、
そしてこの天女もまた…最初は天女の言葉を丁寧に喋っていたのだが、
突然、感じ悪くなって、天の川で心中して、幾度も泥水を飲んでいる…とか、
天女さんも擬人化で、俗っぽく身近に描いてしまうのが落語ならでは…である。
念のため…その天女のイメージダウンの話題は「空ごと(ウソ)」というオチだが。
続いてもはじめて聞く噺で、「花見心中」という噺。明治の噺である。
江戸(慶応)から明治に変わる混乱期の様子であり、知り合いをたどって
上方から江戸へ出てきた商人だが、王政復古の大変革の時期であり、
その知り合いも所帯をたたんで、国に戻ってしまっていた。当てもなく、
何をやっても上手くいかない状況であり、桜の木に上って、首をつろうと。
すると…下では、若い男女が心中の相談をはじめて、毛氈を広げて、
傘を置いて、心中の始末をする人に迷惑がかかるからと十両の金も用意して、
その様子が「花見」のようだ…ということで、時期は春ではないのだけれど、
刀を抜いた刃先が木の上の自分の顔の目の前に来たものだから
驚いて、木から落ちてしまう。心中者のふたりも驚き逃げ出して、
手に入れた十両の金を元手に…心を入れ替え、今度は商売も上手くいき、
表店を構えた数年が経ったある日のこと…その心中の夫婦が
子供に買い与える袴を探しに来る。つまりはみなが助かった!という
ある意味、おめでたい結末ではあるけれど…何とも心中に首つりという
明治維新の暗い雰囲気が独特なのであり、こういう噺は繰り返し聞けば聞くほど
味わいも出てくると…そういう印象もあるのだが、ぜひまた聞いてみたい。
しかし小満ん師匠以外に演じる人のいない…やはり珍しい噺であろう。
「花見心中」については、また改めていろいろ調べてみたいが、貴重な噺だ。
そして仲入り後はお待ちかねの「山崎屋」である。待ってました!お目当て!
小満ん師匠なので…今日はもちろんオチまで。つまりはマクラにて
吉原に関するしきたりや様々な知識が解説される。それがないと
後半のオチに至る部分がさっぱりわからないのである。この辺については、
以前にも調べて、すっかり誤解のやり取りについて、まとめてみたが、
「山崎屋」という噺は面白いし、言葉巧みにすれ違う場面はお気に入り!
やはり何といっても番頭さんが一計を案じて、店の旦那が見事に騙される…
そしてこの旦那というのが、ケチで欲ばりで…知りたがりで…という
登場人物のキャラも実にいい!その点では、堅物の番頭さんが、
非常に二面性のある…融通のきかせられるお方なのであって、
こんなにも出てくる登場人物が、みんな強烈な存在感を放っている噺も
他にないであろう。なぜか今年は、「山崎屋」に何度も出合う不思議な年なのだが、
基本的には大ネタであって、難しい噺であり、だからこそ聞いて面白い!という
これでまた…めったに聞けなくなってしまうことであろうから…やはり宝物!
今日は小満ん師匠の「山崎屋」を聞けて…本当によかったと大満足!
ということで…次回は5月21日(火)第116回 横浜 柳家小満んの会
演目は「熊の皮」「四つ目小町」「大工調べ」の三席です。
「大工調べ」だ。うれしい!「四つ目」というのは四つ目屋さん?
すると…破礼噺(バレ噺)?全く関係なかったら失礼しました。

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2013年3月17日 (日)

横浜の風景から 299~桜の開花

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夕方、近所の桜は開花したのだろうか?って、
地元を歩いてみたのだが、まだまだ…という印象。
旭区善部町の善部町公園である。

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ひとつだけ。少し開いていた。
今日、歩いたところでは、ここだけ。

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この善部町公園の桜は本当にきれいで、
来週あたりはきっと見事な花が見られるであろう!

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少し足を延ばして、泉区新橋町の中丸家長屋門。
こちらも桜はまだ。つぼみは大きい。まもなくであろう。

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2013年3月16日 (土)

横浜の風景から 298

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境川を渡ると横浜市である。ふれ逢い橋にて。

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日向山を経由して、瀬谷区宮沢の和泉川にまで戻ってきた。
いつものめがね橋からの風景だが、夕方のきれいな空。

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和泉川に沿って歩き、道路の脇にツクシを発見!
少々汗ばむ陽気ではあったのだけど…またひとつ春を見つける。

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今日の風景から~大和

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大和市福田まで戻ってきたが、有名な引地川の千本桜である。
福田14号橋の千本桜商店街のところだが、桜の開花はまもなく!

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藤沢街道に出て、大和市下和田の壱六家大和店で遅い昼食。
瀬谷の壱六家がなくなってしまったので…今日は大和店に来てみた。
私はまろやかスープが好きなので…壱六家はたいへん好み!
今日もおいしかった。店は広いのだけど…16時過ぎというのに
次々にお客が入ってきて、なかなか人気店であると思う。

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いつもながらの大和市下和田にある左馬神社にお参り。
森に囲まれているので…早くも暗い夕暮れの風景だ。

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今日の風景から~綾瀬

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海老名市から綾瀬市に移動してきて、
新武者寄橋にて目久尻川を渡る。

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新武者寄橋のすぐ近くで…綾瀬市早川に新道のトンネルがあるが、
その入口横で庚申塔を発見!隣に古墳各霊供養塔もある。
三猿のいる庚申供養塔で、元禄十四年六月吉日とも読めるが…

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トンネルを抜けて、綾瀬市早川の農業風景である。
何となく近未来的な印象。綾瀬市役所のすぐ近く。

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今日の風景から~海老名

相鉄線の終点で海老名まで行って、
綾瀬市、大和市を経由して、自宅まで歩く!

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海老名駅から徒歩25分ほどの海老名市大谷北3丁目で
住宅街の中にある大谷天神社。

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大谷天神社から10分ほどの大谷南2丁目に移動して、
大谷八幡宮の入口にある道祖神。

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鳥居から階段を上がると大谷八幡宮がある。

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大谷八幡宮にお参り。創立は元禄年間であり、
本殿は宝暦七年(1757)七月の建立だそうである。
明治六年(1874)十二月に村社に列せられ、
大正四年(1915)九月十五日より村社八幡社、
昭和六十一年三月二十四日に大谷八幡宮に改称。

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大谷八幡宮の境内には石塔が五基集められており、
中央には第六天、右は地神塔である。

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大谷八幡宮の近くにて…長閑な風景だ。
桜も開花する陽気だけど、菜の花もまた春の訪れ。

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地図には…大谷南4丁目にも稲荷神社があり、
その場所も訪ねてみたのだが、個人宅のお稲荷さんのようで
こちらはその近所で見つけた石塔である。判読不能。

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2013年3月15日 (金)

ダニエル・バレンボイム 18

昨日は若き日のエッシェンバッハでシューマンを聞いたのだが、
それに続いて、1972年のバレンボイムによるブラームスである。
主題と変奏(弦楽六重奏曲 第1番 作品18~第2楽章)、
シューマンの主題による変奏曲、
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24
1972年7月にロンドンのロスリン・ヒル教会で収録。
バレンボイムが29歳のときの録音のようだ。素晴らしい。
非常に丁寧に音楽を展開させていくので…若さよりも成熟の仕上がり。
バレンボイムの音は、透明感のある…基本的には軽めの響きであるが、
重厚なブラームスの音楽を少々無理してでも迫力の音色で鳴らしていくので
そこがまた…何ともリアルな緊張感を生み出しており、感動してしまう。
シューマンの主題による変奏曲を聞けるのは比較的珍しいことだが、
この演奏がまた圧倒的に見事で、保守的なブラームスがどことなく…
革新的な書法や半音階的な響きも追及しているようなところもあり、
思わず聞き入ってしまう。やはりバレンボイムのピアノは魅力的だ。

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2013年3月14日 (木)

クリストフ・エッシェンバッハ 2

1966年のエッシェンバッハでシューマンの作品を聞いている。
アベッグ変奏曲 作品1、6つの間奏曲 作品4、子供の情景 作品15、
森の情景 作品82~1. 森の入口、3. 寂しい花、7. 予言の鳥、9. 別れ
1966年5月3-5日にハノーヴァーのベートーヴェンザールで収録。
26歳のエッシェンバッハということで…ごく初期の録音なのだが、
有名なモーツァルトのピアノ・ソナタ全集よりも少し前の演奏である。
しかし実に陰影に富んだ深みのある響きで…これが素晴らしい。
その後、1970年代には…フィッシャー・ディースカウやエディト・マティス、
さらに1980年代には…ペーター・シュライアーとの歌曲録音も存在し、
指揮者としてもシューマンの交響曲を得意としているわけだが、
エッシェンバッハのシューマンは、この原点の録音から感動的である。
6つの間奏曲は珍しく、エッシェンバッハの演奏でしか聞いたことがないが、
これがなかなか渋い中に味わいのある作品で…なんとも通好みか!

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2013年3月13日 (水)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2011/2012シーズンの演奏から交響曲第1番。
2012年2月9,10日にミュンヘンのヘルクレスザールでライブ収録。
この日の演奏で収録されているのは交響曲第1番のみなので、
時間的にも短いのだが、演奏はもちろん充実しているのであり、
楽しい音楽で…気持ちよく聞いている。でも軽やかというより
ヤンソンスはしっかりとした質感のある響きを求めているのであって、
やはりそこはモーツァルトでもハイドンでもなく、ベートーヴェンなのである。
第3楽章のメヌエットであるが、すでにスケルツォの方向性を示しており、
たいへんに歯切れよく、鋭い感覚のきびきびとした動き、その明瞭さは、
さすがに高性能のバイエルン放送交響楽団による妙技が聞けるのだが、
その魅力はそのまま第4楽章へと引き継がれて…実に素晴らしい!

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2013年3月12日 (火)

落語につぶやき 194~与太語録

いつもぶらぶらして、働こうとしない与太郎を
おじさんが呼びつけて、説教をする場面…というと
「道具屋」「かぼちゃ屋」そして「厄払い」などであるが、
小満ん師匠の「厄払い」を聞くとこんな与太語録が…

おじさん:何にもしねえで遊んでるっていうじゃねえか
与太郎:何やってもうまくいかねえからね…それから思い切って遊んで…
おじさんの前だけども、遊んでる方が楽でいいぞ!


なんて深い言葉であろう!与太郎って、哲学的!

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2013年3月11日 (月)

落語につぶやき 193~石返し

昨日の小満ん師匠の会で聞いてきた「石返し」。
はじめて聞いた。演目は知っていたのだけど。
落語事典で調べると「鍋屋敷」という別名もあるそうだ。
番町の鍋屋敷というので、この別名も知っているような。
ということで…今回もあらすじを記録しておこう。
落語事典の筋書きとは少し異なるが、小満ん師匠の噺。

与太郎はお父っつぁんの商売で夜鷹そば屋を手伝っているが、
今日は疝気が出たからと与太郎にひとりで商売に行って来いと
売り声の練習で「そ~ば~う~うぁ~う~」。いろいろ売り方を教わるが、
夜鷹そばなどという商売は、表通りではなく…裏の静かな場所で商うものだと
それで与太郎は番町の方へ…片側が石垣、片側が濠という…寂しい場所で
さるお屋敷だが…上の方から声がかかり、ここは番町の鍋屋敷と囁かれる…
騙されて、売り物をみんな取られてしまうという…慣れた商人は近寄らない…
与太郎はそんなことは知らないので…そばはいくつあるのか?五十で。
総仕舞にしてつかわす…鍋を下すのでそばは鍋に、汁は徳利に
与太郎はまんまと騙されて、すっかり取られてしまった。
お勘定をいただきたいのですが…金を投げると濠に落ちてもならぬ。
表門にまわると門番がおるので…そこに行ってもらえ…と上から指図が。
門番に訳を話すとそれは狸の仕業だ。狸のことで金など払えぬ。
六尺棒を振るわれて、追い払われてしまった。仕方なく与太郎は帰ってきて、
お父っつぁんに事の次第を話すと…それは番町の鍋屋敷だ。怒りだして、
これから意趣返しに行くと…行燈を張り替えて、そこに「汁粉屋」と書き、
与太郎を連れて、再び鍋屋敷へ。するとまた…上から声がかかり、
総仕舞にしてつかわすと鍋が下りてきた。明かりを消して、鍋を外してしまい、
近くに転がっていた大きな石をくくり付け、これは重いぞと上げていくと…
何だこれは!石ではないか…先ほどの石返しでございます(というオチ)。

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2013年3月10日 (日)

試作品で小ゑん・喜多八

四谷三丁目から丸ノ内線と銀座線で
上野へ移動して、夕方からは「試作品」だ。
開場前で落語協会の前で待っていると
小ゑん師匠が来られて…ちょっと立ち話で
先日の物流博物館は満席で予約できなかったんですよ…
って、そういう人が私以外にも数人いて、すると今日は、
リクエストに応えて「厄払い」を演じてくれた!実は内心、
今回は「厄払い」かも!って、期待していたのである。

柳家喜多八:唖の釣り
柳家小ゑん:厄払い
柳家喜多八:やかんなめ
柳家小ゑん:幸せの石


今日は殿下からで…キャッチコピーは「笑う病人」だそうだが、
勝手に付けられたのがそれで…ご本人は嫌だそうだけど
一席目は「唖の釣り」から。七兵衛さんの唖の描写が面白すぎで…
いや、「唖」は差別用語にあたるのか?本当は笑ってはいけないのかも…
でも面白くて仕方がなくて、一方で殿下のお侍は相変わらずカッコいいので、
このやり取りのメリハリが、仕上がりを決める!ということか、爆笑の一席。
そして小ゑん師匠である。マクラから面白すぎ!物流博物館にちなんで
商売とか売り声の出てくるネタというので「厄払い」だったのだ。なるほど。
「厄払い」は大好きな噺である。門に松竹…注連飾りの正月年越しと
節分の豆まきとが同時に行われる…というのは旧暦の頃にはあったこと…
という説明もされているが、その辺がどうもよくわからなくて、
当然のことながら現在では実感のない…ご存じの方がいらっしゃったら
ぜひ教えていただきたいのだが、まあ、それはいいとしても
ここでも与太郎の大活躍が楽しいのである。私が特にお気に入りなのが
「鶴は千年か?…目は?」というところで「鶴は千年、亀は万年」なのだけど、
本当に与太郎の発想というのは素晴らしくって、尊敬してしまうのである。
仲入り後は殿下の二席目で…そろそろ季節的に限界!というのは、
「やかんなめ」であった。そういえば「梅を見に行く」というのと
春でナガムシ(蛇)が出てきて…というのでこの噺はいまの季節だったのだ。
あまり考えたことがなかった。「やかんなめ」は殿下の得意ネタのイメージで
いつでも演じられているものかと思っていたら、春限定!ネタだったのだ。
こちらも困り果てているお女中さんと剣の腕が立つやかん頭のお侍、
そして大笑いのお供で可内(べくない)という…この三者のやり取り、
そのバカ真面目に「やかんを舐める」ことを真剣に懇願されるところ、
命に係わる…危機感が迫るほど、面白くて仕方ないのだ。笑いすぎた。
今日のトリは、天文(彗星など)のマクラから小ゑん師匠の「幸せの石」。
ラジオデイズの録音をもっていて、歩きながらしばしば聞いているのだが、
実演でははじめてだ!これはうれしい。とにかく何度聞いても面白い。
そして春日井さんが、血の滲むような努力で早口言葉を稽古するところ…
その辺では、過去の録音よりもさらにパワーアップしていて、すごい!
本当に面白い噺で…「幸せの石」は大好きである!オタクキャラといえば
カゲッチ!という…ここでも天文好きの景山係長が出て来るけれど
隕鉄(隕石)の説明をして、仕事に出掛ける春日井さんに「ごっくろうさま!」
この言い方が何ともカゲッチで…私的には一番好きなところである。
マグネットがくっついて「Fe!」と叫ぶところもファンの間では人気かも!
ちなみに3月中席(3/11~3/20)は、鈴本の昼席で小ゑん師匠がトリなので
きっとどこかで「幸せの石」も出るのかな?と…昼間、お時間のある方は、
ぜひ上野鈴本へ通い詰めてください!喜多八師匠も出ます!

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柳家小満ん「在庫棚卸し」

今日は小満ん師匠の「在庫棚卸し」第3回で
途中、寄り道はせずに真っ直ぐに四谷三丁目の会場へ。
東横線で渋谷へ出たのだが、来週からの地下鉄乗り入れで
現在の渋谷駅は…今日が最後の日曜日であったらしい。
鉄ちゃんだけでなく、たくさんの人が記念写真を撮っていた。
私は出るのが遅くなってしまったので…とてもその余裕はなく、
目もくれずに銀座線改札へ…赤坂見附で丸ノ内線に乗り換え…
今月もまた定例の会で…新宿区荒木町の橘家へ。

柳家小満ん「在庫棚卸し」第3回
柳家小満ん:石返し
柳家小満ん:磯の鮑
柳家小満ん:宿屋の富

今日の三席には、テーマがあるのだろうか?
「石返し」と「磯の鮑」は与太郎が登場で…しかし「宿屋の富」は違う。
「石返し」はそばを売り、「磯の鮑」は様子を売り、「宿屋の富」は富くじを売る…
「様子を売る」というのは、粋な着物姿を見せて歩くこと。物を売って歩くわけではなく、
吉原の仲之町をいい姿で歩いて、張見世の花魁の目に留まるように…ということである。
一席目ははじめて聞く噺。与太郎がお父っつぁんの商売で夜鷹そば屋を手伝っているが、
今日は疝気が出たからと与太郎にひとりで商売に行って来いと…売り声の練習から。
夜鷹そばなどという商売は、表通りではなく…裏の静かな場所で商うものだと
それで与太郎は番町の方へ…さるお屋敷…というのは番町の鍋屋敷と囁かれる…
騙されて、売り物をみんな取り上げられてしまうという…案の定、まんまと騙されて、
用意していた50人分のそばと汁をすっかりとられ、勘定をもらえずに帰ってきた。
それで怒ったお父っつぁんはお汁粉屋に扮して、意趣返し(仕返し)に行くという…
鍋の代わりに大きな石を結わきつけて、それで「石返し」ができた…ここではじめて、
そういえば「石返し」という演目があったはず。どこかで見たことがあるような?
仲入りに「石返し」で検索してみると…やはりその噺であった。これまた珍しい!
今回は最初からいきなり聞いたことのない噺である。在庫が棚卸された!
でも与太郎の活躍だし、楽しくて、印象としては軽やかな感じ。これはいい噺だ。
続いて二席目は…「花魁」の説明になり…花の魁というと梅のこと…となると
これは「磯の鮑」である。数年前に横浜の小満んの会でも演じられた。大好きな噺!
本当に面白い。与太郎は「女郎買いの師匠」こと半可通の梅村久兵衛さんのところへ
吉原のしきたりやもてるための口説をいろいろと教わるのだけど…オウム返しは大失敗。
この噺ですごくいいと思うところが、浅草の雷門が慶応元年の火事で焼けてそれっきり…
現在の雷門は昭和になって再建されたものであり、ちなみに寄贈は松下幸之助だが、
まだ吉原があった当時の…この噺は明治か大正の頃の設定だと思うのだが、
そのときには雷門はなかったということで…時代背景が噺から伝わってくるのである。
吉原に出掛ける時間が午後9時あたりということで…その辺でも江戸ではないのだが…
浅草から吉原へのかつてのにぎわいが目に浮かぶのもこの噺の魅力といえるであろう。
仲入り後は…かつての馬喰町は宿屋が並んでいた…となり、すると「宿屋の富」かな?
とはすぐに思ったのだが、ここが小満ん師匠ならではの深い教養のマクラが展開され…
たいへんに興味深く、思わず「宿屋の富」じゃなくて…もっととんでもなくすごい噺?
なんて…つい思ってしまったのだが、噺に入ると一文無しの客の大法螺がはじまって、
やはり「宿屋の富」であった。でもなかなか普段聞き慣れているのとかなり違っていて、
そこは小満ん流な部分でもあるのだろうし、新鮮な印象で夢中になって聞いてしまった。
ひとつわかりやすいところでは、一文無しの客が田舎の出で…かなりの訛りがある。
江戸へ金の算段をしに出てきたのであり、仕方なく富くじを買わされた一分の金も
故郷の者たちが江戸の土産を買ってきてほしいと…集めて持たせてくれた金だった。
つまりはあまり悪党な印象ではなく、宿屋の親父も素直に騙されるいい人なのだから
今回の「宿屋の富」では、登場人物のキャラ設定に毒の要素は存在しないのである。
そうした部分がすごくよかったな…という印象が強く残り、素晴らしく…そして感動!
富くじが当たって、一文無しが激しく動揺する場面も…ここはたいへんリアル!
小満ん師匠は、普段あまり…細かい所作を芝居がかって演じる方ではないのだが、
この椙森神社の場面は、芝居の一幕のようだったので…この噺を伝えた師匠の…
どこか影響がいまも表れているのかもしれないと…食い入るように見入ってしまった!
宿屋の主がおかみさんに言い付けられて、客のところに手付金をもらいに行く…
それで売れ残りの富くじは、富の当日なのであり、付止まで時間がない…
このまま売れないと…しょいこんでしまう富札なのであり、客も買わされて、
「万が一、当たることもあんべえが…」とそのまま椙森神社へ出掛けるのであって、
この辺の展開も…どうやら型の違った独特な仕上がりで、何ともよかった!
ということで…次回は4月6日(土)だそうである。もちろん予約は済んでいる。

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2013年3月 9日 (土)

横浜の風景から 297

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午後、外出をした際に少し足を延ばして、
旭区下川井町の三嶌神社にお参り。

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三嶌神社からは中原街道の反対側になるのだが、
同じく旭区下川井町の長閑な風景。
花粉や黄砂がものすごく飛んでいるそうだけど、
今日はきれいな青空で…快晴の土曜日である。

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こちらも旭区下川井町の農業地区にて。

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下川井町の同じ場所だが、少し方角を変えると風景も変わる。

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2013年3月 8日 (金)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2008/2009シーズンの演奏から交響曲第7番と第8番。
2008年9月25,26日にミュンヘンのガスタイクでライブ収録。
ヤンソンスは音楽に真っ直ぐに向き合って…端正な造形なのだが、
この二曲の交響曲であると…そこに躍動感と生命力が加わって、
特に第7番などは、後半に向かうにつれて、厚みが増していくという
今回も素晴らしい演奏である。その仕上がりの精度からすると
ライブ的な揺れや曖昧さなどは、どこにも見られないのだが、
この豊かな色彩や喜びに満ちた表情、そして何より華やかさ!
その辺りがコンサートの興奮…会場の空気というものなのであろう。
交響曲第8番の第2楽章で有名な時を刻んでいるような楽章だが、
ごく当たり前にやっているようで…ハッとするような魅力にあふれていた


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2013年3月 7日 (木)

カラヤンの1970年代 21

今週はカラヤン指揮ベルリンフィルによる
楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いている。
今日は第3幕第1場の途中から最後の「愛の死」まで…
1971年12月2-4,6-10,13日と1972年1月10日に
ベルリンのイエス・キリスト教会で収録されている。
第3幕の後半で最後の部分を聞いているが、ひたすら感動!
深い傷を負って倒れているトリスタンの夢の中での高揚の場面、
イゾルデがトリスタンの臨終に駆けつける大音響の興奮など、
カラヤンの引き出す迫力の響きが圧倒的に素晴らしい。
それゆえに一方の静寂の精妙な音色が冴えてくる。
そしてその延長上に最後に到達する「愛の死」は究極だ。
カラヤンのこだわりに満ちて、頂点にある音楽とはこういうもの!

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2013年3月 6日 (水)

カラヤンの1970年代 20

今週はカラヤン指揮ベルリンフィルによる
楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いている。
今日は第2幕第2場の後半から第3幕第1場の途中まで…
1971年12月2-4,6-10,13日と1972年1月10日に
ベルリンのイエス・キリスト教会で収録されている。
ここまで聞いてきて、カラヤンの「トリスタンとイゾルデ」は最高だ!
第2幕第2場の後半から第3場へ至る…ふたりの密会の場面に
マルケ王の一団が乗り込んでくるところ…この盛り上がりの迫力、
その緊張感は凄まじい。そして続くマルケ王のモノローグから
暗雲たち込める第3場の精妙なこと!なんて感動的なのだろう。
そして第3幕は、前奏曲からさらに彫りの深い響きである。
重傷のトリスタンは倒れ、付き添うクルヴェナールとともに
この上なく悲痛な音楽は、ひたすら心に響いてくる。
こういう場面の聞かせ方は、カラヤンは天下一品だ。
夢現のトリスタンであり、明暗が細かに移り変わる…
その辺の演出効果も絶大である。本当に素晴らしい!

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2013年3月 5日 (火)

カラヤンの1970年代 19

今週はカラヤン指揮ベルリンフィルによる
楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いている。
今日は第1幕第5場と第2幕の前半で第2場の途中まで…
1971年12月2-4,6-10,13日と1972年1月10日に
ベルリンのイエス・キリスト教会で収録されている。
素晴らしい!カラヤンの指揮は圧倒的だ。ひたすら感動する。
第1幕の終わりで…愛の媚薬の力でトリスタンとイゾルデは結ばれ、
そしてこの第2幕第2場までが、全体でも最も高揚する場面であろう。
つまりは…今日はその盛り上がりの情景に接しているので興奮である。
第2幕の前奏曲から第1場…そして第2場での再会の場面まで
カラヤンは圧倒的な迫力で、その情熱を劇的に聞かせていくが、
続く有名な密会の場面で…愛の情景へと移ると…テンポを落として、
優しさに満ちた…その美しさといったら、なんと表現すればいいのか!
ここについては、カラヤンを越える演奏には決して出会えないであろう。
「トリスタンとイゾルデ」は、この十年後にクライバーの名演が存在し、
おそらくワグネリアンの間でもクライバーの演奏を取る人も多いのだろうが、
このカラヤンの演奏も忘れられない。1970年代では最上の演奏だと思う。

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2013年3月 4日 (月)

カラヤンの1970年代 18

今週はカラヤン指揮ベルリンフィルによる
楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞こうと思う。
今日は第1幕の前半部分で第4場まで…
1971年12月2-4,6-10,13日と1972年1月10日に
ベルリンのイエス・キリスト教会で収録されている。
配役がすごくて…この時期の最高の顔ぶれなのではないか!
ジョン・ヴィッカーズのトリスタン、ワルター・ベリーのクルヴェナール、
ヘルガ・デルネシュのイゾルデ、クリスタ・ルードヴィヒのブランゲーネ、
カール・リッダーブッシュのマルケ王、ベルント・ヴァイクルのメロート、
牧童と水夫は、なんとペーター・シュライアーが歌っているという。
1970年代のカラヤンならではの重厚な響きで音楽はうねるようであり、
粘りの強い歌わせ方で…どこを聞いても緊張感にあふれている。
ここでの第4場までというのは、互いに愛し合っている…
トリスタンとイゾルデであるが、想いを正直に伝えられずに
心はすれ違っている…抑制された心理描写であり、
カラヤンは実に精妙に緊迫した場面を描き出していく。

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2013年3月 3日 (日)

東海道の風景から 20~三原通り

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大森本町1丁目の交番のところから第一京浜をはなれ、
東海道の旧道の商店街が現在も残っている。

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三原通りというそうだが、「美原」と表記しているところもあり、
商店街では「大森本町ミハラ通り」と表示している。

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東海道の現在の様子だが、街道を意識した街並みである。
大田区大森本町2丁目の大森本町ミハラ通り北商店会。

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環七通りを越えて、大田区大森東1丁目にある津島神社。

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津島神社にお参り。住宅街にあるきれいな神社だ。

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大田区大森東1丁目にある王森稲荷神社。
こちらは「王森」となっているが、「大森」と掛けているのだろう。

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内川橋にて内川を渡る。大森東1丁目から2丁目へ。
東海道はこの先の大森警察署前で再び第一京浜に合流。

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「大森町駅入口」交差点にて東海道の現在の様子。
もう少しで蒲田なのだが、風も強く…寒くて、夕方になってしまったし、
今日はここで終了。京急の大森町駅から帰路についた。

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東海道の風景から 19~平和島

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京急の平和島駅周辺を歩くが、
大田区大森北6丁目にある穀豊稲荷神社。

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東海道に戻って、国道に面した場所で
大田区大森北6丁目にある大森神社。

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大森神社にお参り。立派な神社だ。
大森にあって「大森」という神社であるから
この地域でも中心的存在なのであろう。

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大田区大森北6丁目にある甘酒稲荷神社。
平和島は現在も第一京浜と環七通りが交わる
たいへんにぎやかな場所ではあるが、神社も多い。

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東海道の風景から 18~大森海岸

久しぶりの東海道歩きになってしまったが、
三月になって、春も近いので…再開したいと思う。

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JR大森駅から京急大森海岸駅へ向かう途中の
大田区大森北1丁目にある鷲神社。
読み方はやはり「おおとり神社」であった。

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京急の大森海岸の駅前で東海道へ出た。
第一京浜国道で現在の国道15号線である。
前回に来たのが12月8日で三か月が過ぎてしまった。

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大田区大森北2丁目にある磐井神社。
太陽が西に傾いて、逆光で写真が難しい。

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磐井神社にお参り。武蔵國八幡総社とある。

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磐井神社の社名の由来にもなっている「磐井の井戸」。
国道の歩道にあるが、昔はここも神社の境内であったらしい。

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2013年3月 2日 (土)

黒門亭で駒三・文雀・菊太楼

今日は…物流博物館での小ゑん師匠と小里ん師匠の会に
行きたかったのだけど、先週だったか?予約しようとしたら…
とっくに満席で予約は終了していて、そういうことになったので…
黒門亭の第1部を聞いて、その後は東海道歩きに出掛けようと!
でも志ん八さんに駒三師匠、文雀さんに菊太楼さんという
今日の顔付けって、実は…私の好きな噺家さんばかりで
これはなかなかうれしくて、充実の楽しい一日に感謝!

第1部
林家けい木:検問
古今亭志ん八:自転車仕分け
金原亭駒三:長屋の花見
桂文雀:お血脈
古今亭菊太楼:寝床

前座さんはけい木さんと半輔さんとふたり入っていて、
第1部はけい木さん。なんと新作であった。
定席では…前座さんは、新作はできないであろうし、
黒門亭なので新作を!ということなのであろうけど…
むしろこちらは、けい木さんも新作をやりたいんだ!って、
驚きというか、発見というか、へえ~という展開。
検問で…検問される側は仕事帰りのまともな人…
一方で検問する警察官がというと酔っぱらい…
この辺のおかしなやり取りで…酔っぱらいの描写が上手で
情景が目に浮かぶという点では、大成功!なのだが、
噺はまあ、これからであろう!志ん八さんも指摘の通り、
古典落語のストーリーがいろいろ盛り込まれているので、
馴染みやすい…というのはあるのだが、新作なので
もっととんでもない仕掛けで驚愕させる場面もありかと。
続いて、志ん八さんも新作で…演目ボードでは
「自転車仕分け」となっていたのだが、どうやら本当は、
本人発表で「小言駐輪場」という題名であるらしい。
とすると口やかましい駐輪場のおじさんは、
「小言幸兵衛」の要素が入っていたわけだ。納得!
志ん八さんもここ数年、新作に熱心なようで…
でも基本はきれいにまとめられている印象で
もっと破壊的な場面であったり、そんな展開であったり、
聞いていてギョッとするような恐ろしい事実が盛り込まれると
さらに夢中に引き込まれると思うのだが、そんな噺を期待!
ここからは古典落語である。駒三師匠が「長屋の花見」。
三月に入ったし、今日はまた寒い一日だったけれど、
「長屋の花見」を聞いて、春を迎えよう!って…その季節である。
渋い駒三師匠の語りが、このところ私的には何とも心地よくて…
今日の「長屋の花見」もたまらないものがある。素晴らしい!
この噺は、五代目柳家小さんの十八番であり、柳家の噺家さんでは
小さん師匠の芸風を大切に守り抜いている印象もあるのだが、
それ以外のところで…駒三師匠のように古今亭であったりすると
また違った方向性もあるのではないかと…新鮮さもあるし、
この広くお馴染みの噺が、味わい深い一席となったりするのである。
仲入り後は文雀さんで…昔の南天竺…つまりはインドの話題で
お釈迦様の噺となったのだが、これは何の噺?仏教の話題で
日本古来の神教とそこへ渡来した仏教とが争いになり…
そうなると「お血脈」なのだが、善光寺の由来へと進んだのだけど、
このお釈迦様の前半部分を聞いたのははじめてだ。これが本寸法か!
一般によく聞ける「お血脈」は、善光寺の由来と石川五右衛門の場面で
地噺ということもあるけれど、もっといろいろな話題も付け加えられて、
本当は長い噺だったのだ。完全版「お血脈」というのが聞いてみたい!
第1部のトリは菊太楼さんで「寝床」である。これが素晴らしかった!
菊太楼さんは勢いのある語りと一方の丁寧な描写とで…本当に見事!
ちょっと因業で…細かいし、うるさいし、気も短い…義太夫好きの旦那、
そして真面目で一所懸命の重蔵とのやり取り…ここは聞きものである。
菊太楼さんの描き出す重蔵のキャラが何ともよかったのだ!
旦那が怒ってしまって、長屋の者は「店立てだ!」と騒動になり、
長屋の衆が集まって、どうするか?誰か体の丈夫なものを選んで
聞きにいかないと収まらないぞ!と話し合いをはじめて、
ここで語られる八年前の番頭治兵衛さんの失踪事件。
蔵の中に逃げ込んで…蔵の中に義太夫が渦を巻いた…という
この場面があるのは、古今亭の本寸法の「寝床」であろう!
菊太楼さんであるから…圓菊師匠から伝わっているのかもしれないが、
「寝床」は文楽の系統も素晴らしいし、ここで聞く志ん生の流れも最高だ。
噺の展開も…細かい描写も…今日の「寝床」は、大切に覚えておこう!
すっかり堪能したところで…御徒町から京浜東北線に乗って大森へ
東海道歩きの続きに出掛けたいと思う。天気は快晴だが、風が冷たい。

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2013年3月 1日 (金)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2007/2008シーズンの演奏から交響曲第9番「合唱付き」。
クラッシミラ・ストヤノヴァのソプラノ、リオバ・ブラウンのアルト、
ミヒャエル・シャーデのテノール、ミヒャエル・フォレのバリトン、
バイエルン放送合唱団と合唱指揮はミヒャエル・グレーザー。
2007年10月26,27日にヴァチカンのアウラ・パオロⅥでライブ収録。
なんというか…この上なくスタンダードなのに…とにかく感動的だ。
ヤンソンスの誠実な姿勢がベートーヴェンの音楽と見事な一体感で
音楽のどの部分をとっても深く奥行きのある響き…それに尽きる。
私は大好きなのだけど、バイエルン放送交響楽団がやはり素晴らしい。
第9はかなりの数を聞いているけれど、近年のものではベストである!

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