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2013年5月23日 (木)

ウィーンフィル 2008/2009

クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーンフィルによる
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2008/2009シーズンの演奏から交響曲第4番。
2009年3月にウィーン楽友協会大ホールでライブ収録。
交響曲第3番「英雄」と同じときの録音である。
これまで聞いてきた中では、この演奏が一番好きかもしれない。
やはりテンポを落として、ゆっくりとした表現での深みのある響きに感動。
思い切って濃厚に表情付けするのも…そうした場面でより効果的である。
しかし今回も…ティーレマンのこの音楽には、ウィーンフィルはどうも…
洗練されすぎているし、響きが軽いし、厚みがなく、何かが違うのである。
隅々にまで、どんなに細やかな表現でもきれいに聞こえてくるのは、
それはウィーンフィルならではの魅力であることは理解しているのだが、
ティーレマンの目指すものとウィーンフィルの特長と…その両面が
見事にここで活かされていることは素晴らしいことだけど…
私には何か物足りないし、違和感もある。名演ではあるのだろうけれど。
相変わらず、全体に遅いのだが、第3楽章のスケルツォは急速。
その辺も今のところ…ティーレマンのベートーヴェン解釈に共通している。

SONY 88697927172

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