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2013年5月22日 (水)

落語につぶやき 203~四つ目小町

昨日の柳家小満んの会で聞いてきた「四つ目小町」だが、
忘れないうちに…あらすじなどを記録しておきたい。
三遊亭圓朝の作による「塩原多助一代記」からの一話である。

さらに遡って、その前の内容にもふれておくと…
無一文になって江戸へ出てきた塩原多助だが、
本当の両親に頼るしかないと屋敷を訪ねてみるけれど、
国詰めとなって、再会は叶わず、途方に暮れてしまう。
川へ身を投げ、死んでしまおうと決意するのだが、
そこを助けたのが、炭を商う山口屋であった。
多助は山口屋の計らいで奉公することになる。

ここからが今回の「四つ目小町」である。
山口屋善兵衛に十年の奉公の後、多助は本所相生町に店を出した。
炭の屑などを集め、塩原屋多助として炭の計り売りをはじめる。
当時は俵で売るのが一般であり、計り売りは庶民に喜ばれ、
真面目で親切で…働き者の多助はすぐに評判となった。
多助と隣に住む樽買いの久八は、本所四つ目通りの茶店で
いつも昼食を取っていたが、毎度、面白い話をしているのを聞いて、
「四つ目小町」と名高い藤野屋の娘でお花が多助を見初める。
藤野屋も多助は大した男と見込んで、娘と娶わせたいと
樽買いの久八にその仲立ちを依頼するのだが、話を聞いた多助は、
身分が釣り合わないからと断ってしまう。見込んだ通りの男であり、
お花を樽買いのところへ養女に出して、多助の元へ嫁がせる。
夫婦で力を合わせ、二十年の後、「本所に過ぎたるものがふたつある。
津軽大名、炭屋塩原」と…津軽十万石の大名と並び称せられるほどになった。
三十万両の金をもって、故郷の沼田へ帰り、潰れた塩原の家を再興するという
故郷へ錦を飾る…「塩原多助一代記」の抜き読みであった。

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