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2013年6月 8日 (土)

ウィーンフィル 2009/2010

クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーンフィルによる
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
今日は2009/2010シーズンの演奏から交響曲第7番と第8番。
2009年11月にウィーン楽友協会大ホールでライブ収録。
思った以上に真っ向勝負のスタンダードな演奏で…それがまた好印象。
もちろんティーレマン節の作り込まれた解釈もところどころに存在するが、
音楽との一体感はより深まり、表面的に際立ってしまうことはない。
ゆったりとした足取りで…丁寧に大きく音楽が進行されていくところは、
まさにかつての巨匠を思い浮かべるような懐かしさがあって、感動的だ。
第8番の方がやりたい放題の印象もあり、より個性的な仕上がりである。
しかしこの力強く、巨大な音響があふれ出てくるような感覚は、
ベートーヴェンの時代の響きを超越しているようなところもあり、
その辺でも少し前の演奏様式を思わせる。でもこれがティーレマン!
とにかく重厚で雄弁な語り口であって、この存在感には敵わない。

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