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2013年7月12日 (金)

落語につぶやき 208~大山詣り

先週の黒門亭で小満ん師匠の「大山詣り」を聞いてきて、
その中で…坊主頭で戻ってきて、長屋のかみさん連中に
頭を丸めた経緯を説明するところで、保土ヶ谷まで来ると
誰が言い出したか…金沢(金沢八景)へまわりたいって、
船で海に出て、急な悪天候で船がひっくり返ってしまった…
生き残ったのは自分だけであり、弔いで頭を丸めたと
嘘の話を聞かせるのだが、東海道の保土ヶ谷宿に
「金沢横丁」という場所があり、金沢道(かなさわ道)への
ここは分岐点なのである。いまも道標の石碑が残されている。

20130712a

保土ヶ谷宿の金沢横丁は何度か行ったことがあり、
写真も撮ってあったので、戻ってすぐにプリントして、
小満ん師匠にお手紙したところ、丁寧な返事を下さった。

20130712b

「大山詣り」の古くからある従来の型では、ここは
神奈川宿から金沢八景を目指すというのが一般のようで
しかし師匠も横浜の出身で…金沢は地元でいらっしゃるけれど
土地勘もあるので「保土ヶ谷から金沢八景へ」というので
演じているそうである。私もこれまで…ずっと横浜市民だが、
金沢へは保土ヶ谷から…というのが自然かな?という意見であり、
かつての旧街道「かなさわ道」の記録も残されているわけで
根拠もあり!となるけれど、落語の中に江戸の街道の歴史を
読み解くことは素晴らしく、何ともうれしくなってしまった。
ということで…明日は柳家小満んの会…「大山詣り」である。

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