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2013年7月22日 (月)

エマニュエル・アックス

エマニュエル・アックスの最新盤で
変奏曲ばかりを集めたディスクを聞いている。
ベートーヴェンの「エロイカ」の主題による変奏曲とフーガ、
ハイドンのアンダンテと変奏曲、シューマンの交響的練習曲。
2012年6月25-27日にニューヨークで収録されている。
まずは音のことになってしまうのだが、すごくピアノに近い印象で
アックスの息遣いまでが伝わってくる…私はこういうのは好き!
リアルな感触に驚かされて、最初がベートーヴェンの作品だし、
迫力や厚みのあるピアノの音色に圧倒されてしまうのだが、
ハイドンへと進むとしだいに音の美しさに夢中になって、
表現も細やかであるし、シューマンは丁寧に弾き込まれている。
アックスならではの安定感で…穏やかな感情表出も特長であり、
緩急や強弱、音楽の起伏が強調されているわけでもなくて、
その点では、円熟味が増していると受け止められるのだろうけれど、
この渋くも深みがあって、玄人向けというか、その辺が聞きどころ。

SONY 88765420862

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